【読書メモ】内定者への手紙「仕事が遅い人」と呼ばれないための、10のチェックリストー1
目的
・チーム内の若手のメンバーへの育成において、ヒントを得たい
・評価が高い本であり、仕事に対する自分自身の気づきを得たい
内容&感想
これから社会人になる人たちに向け、仕事をする上での姿勢を記した一冊。普遍的な内容であり内定者だけではなく、幅広いビジネスパーソンが読んだ方がよい。
再認識したのが、「いい会社をともに作りたいのか」を問い続けること。この問いに対して自分自身を振返ってみると、日々の業務に忙殺され改善点が置いてけぼりになったりしている。しかしそれでは、これからの世代も同じことを繰り返してしまう。次世代が働きやすい環境を作っていくのがリーダーの役割である。現状維持は衰退と言われるように、向上心を持って改善をしていく。
「スピード」の重要性を記した個所でも気づきがあった。自分の影響の範囲内のスピードと、影響の範囲外のタイミングある。タイミングとは「いつやるのか」ということであり、相手があるもの。このタイミングを制するため必要なのが3つのすぐ。①すぐやる、②すぐ出す、③すぐ答える。仕事を思い返すと、確かに何かを始めるとき、すぐやる人は優秀な人が多い。時代の変化が激しい時代ではやはりスピードが大事である。でなければ、すぐ陳腐化してしまうから。
次の気づきが「経営と実行分離の法則」。自分の中で、経営者と実行者を分けて考えること。やらないことを決め、やるべきことに集中するのが経営者。そしてそれを実行していく実行者。これらを分離することでスピード感を持って業務に取り組める。迷いがなくなるのである。ポイントは目標から逆算して、タスクを細かく分解。そして分解したタスクを計測することで次の改善につなげる。計測なくして改善はない。
アクションプラン
・どうすればいい会社を作れるかを問い続ける
・タイミングを大切にするため、すぐする!
・経営と実行の分離
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