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【ゲームの感想】ペーパーマリオ オリガミキング【ネタバレなし】

僕はライターやブログの経験もなく、しっかりした文章は書けないので、ざっくりとですが、Nintendo Switchの「ペーパーマリオ オリガミキング」の感想を書きます。

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パッケージ画像を下敷きにして描きました!

基本はネタバレなしですが、何も知らずにプレイしたい人は、プレイ後に読んでくださいね。
ペーパーマリオ オリガミキング

その前にまずは、僕とペーパーマリオシリーズとの関係について。

ペーパーマリオシリーズとの関わり

マリオストーリー(64)
小学生の頃、8周くらいやった。
いろんな場面のいろんな音楽を口ずさめるし、ストーリーの流れを頭の中で振り返れるくらい覚えてる。
個性的な仲間たちとか、マリオがピーチを助ける王道の流れでありつつも、マリオストーリーならではの温かな世界観とか、バッジの戦闘システムとか、ほぼ全部の要素が大好き。

ペーパーマリオRPG(GC)
中学生くらいのころ、2週くらい遊んだ。
これも大好きだし、ストーリーの流れは覚えてるけど、細かい部分は覚えてない。
でも、大人になってからGC本体を買い直して遊んだくらいに大好き。

スーパーペーパーマリオ(Wii)
高校生の頃か19~20歳くらいの頃に一通り遊んだ。
ゲームシステムの変更は寂しかったけど、次元ワザの遊びはとても楽しかったし、独特の世界観やハートフルなストーリーに心惹かれた。
初めてマリオのゲームで泣いた。

ペーパーマリオ スーパーシール(3DS)
ひととおり遊んだ。
世間の評判とは裏腹に最初から最後まで楽しく遊んだ。
でも確かに、64・GCほど記憶に残ったかと言われるとちょっとそうではない。64・GCは幼少~思春期の思い出という補正もあるかも。

マリオ&ルイージ RPG ペーパーマリオMIX(3DS)
マリルイとの関わりは、1をひととおり遊んだのは覚えていて、2は遊んだような、遊んでないような、ぐらいの感じ。でもすごく楽しかったのは覚えている。
ペーパーマリオが参戦ということで、これもひととおり遊んだ。
SFCのスーパーマリオRPGを源流にしてそこから別れていったマリルイとペーパーマリオが共演するというのはすごく感慨深かった。
これが2作3作と続かないのはちょっと寂しい。

ペーパーマリオ カラースプラッシュ(WiiU)
最後まで遊んでなくて、WiiUを手放してしまった。
でも全然魅力がなかったわけではなく、楽しく遊んでた。
ペーパーマリオ初のHD画質は感動したし、毎ステージどんな仕掛けがあるんだろう?とワクワクしながらプレイしてた。
実家に置いてあるからまた遊べなくはないけど、これのためだけに実家に通うのはしんどい。
ごめんなさい。

以上が、ペーパーマリオと僕との関わりで、カラースプラッシュ以外はエンディングまで遊んでいます。
ちなみに、マリルイのところでもちらっと触れた、SFCの「スーパーマリオRPG」も遊んだし、あれもすごく大好きです。
基本的にはマリオシリーズも好きだし、RPGというジャンルも好きな部類です。

他にはどんなゲームが好きなのか?についても少しだけ触れておこうと思います。

どんなゲームが好きか

ゲームは物心つく頃にはすでに遊んでいて、ずっと好きです。
思い出深いゲームは
・スーパーマリオ64(唯一父も母も兄も家族みんなで遊んだ)
・F-ZERO X(初めてお小遣いで買った)
・F-ZERO GX/AX (初めてゲーセンに通うという経験をした)
・428 ~封鎖された渋谷で~(僕の人生観を作ってくれた)
・ゼノブレイドクロス(初めてのオープンワールドゲームでこれも僕の人生観に影響を与えてくれた)
といった感じです。
他にもたくさんありますし、スマホゲームも遊んでなくはないですが、僕の人生に強く刻まれているゲームに絞って、ここではこのくらいにしておきます。

ここから先は本題のNintendo Switch「ペーパーマリオ オリガミキング」の感想です。

好きなところ

バトルが斬新
新しいバトルシステムの「360度バトル」は斬新でワクワクしました。
バラバラに配置された敵たちをキレイに整列できたときはなかなか気持ちいいですね。

独特の世界観
「世界観」という言葉の正しい意味はここでは気にしないことにしますが、64のようなほのぼのな雰囲気と、GCのような独特でブラックなギャグセンスが合わさった世界観は、プレイしていてずっと楽しかったです。
プレイ中何度も「作った人たちは頭おかしいのか!?(いい意味で)」と思いました。

ストーリー
Wiiほど濃くはないですが、ストーリーが良かったです。
公式の紹介映像等でもピックアップされている要素ですが、旅の道中での出会いもあり、別れもありで、いろんな感情が沸き起こりました。
終盤辺りで、ちょっと長いかな?と感じたのですが、その長さがあるからこそ、エンディングではグッと来ました。泣きました。

ちょっとしたホラー要素
ホラーっぽい演出が随所にあって、ドキドキなシーンが数多くありました。
とは言え、ガッチガチのホラーではなく、味付けのような感じなので、ホラーが苦手な人でも大丈夫だと思います。ちなみに僕はホラーが苦手です。

救済措置
ダンジョン内の救済措置が豊富で、ストーリーを進めるのに詰まるということがなかったです。悩んだ部分はありましたが。
幅広い層の人がプレイしても大丈夫なようになっていると思います。

音楽
音楽がとてもいいです。
フィールドの曲調が様々でワクワクするのに加えて、バトル曲もエリア毎にアレンジが違い、全く飽きません。
ボス戦はどれもイマドキっぽい曲調で非常にアツいです。
イベントシーンでも、いきなり歌詞付きの音楽が流れたり、DJしたり、アイドルしたり、音楽が楽しさに貢献しているシーンがたくさんあります。

やりこみ要素
各所で折り紙にされたキノピオを助けたり、穴があいたフィールドを紙で塞いだり、宝箱からフィギュアを集めたり、隠しブロックを探したり、やりこみ要素が豊富です。
全てのフィールドに対してどの要素を何パーセントクリアしたのかが表示される親切設計も嬉しいです。
また、これらやり込み要素を見つけやすくするアイテムもあるので親切です。
僕は全部を100%にはしてませんが、パーセンテージを上げていくことで、ゲーム内で設定資料が見られたり、音楽が聴けるようになります。

気になったところ

パズルが難しい
序盤はそうでもないんですが、中盤〜終盤になると、敵をキレイに並べるというパズルが難しくなってきて、モヤモヤしてきます。
上述のように、ダンジョン内の謎解きに対しては救済措置が豊富で詰まることはほとんどなかったのですが、バトル中のパズルに関してはひらめかないと解けないので、中盤以降は「難しいなぁ」と感じる頻度が多かったです。
オリビアのヒントはパズルのヒントではなく、「トゲのある敵は踏まない」とか「怒りマークの敵は優先して倒した方がいい」とかバトルに関することがほとんどなので、パズルのヒントとしては頼りになりません。
キノピオのおたすけはコインを消費するので、アクセサリを買った直後等の金欠のタイミングでは使うのを躊躇ってしまいました。

バトルを避けてしまう
今作も経験値やレベルの概念がなく、基本のジャンプとハンマー以外の強力な攻撃手段は消費アイテムです。
バトルに勝利するとコインとフィールドで使うカミッペラが手に入りますが、カミッペラはフィールドでもたくさん手に入ります。
場面によってはバトルの方が効率良く溜まりますがほぼ必ず余るので、バトルで入手する恩恵があまりないです。
コインはバトルに勝利すると3桁〜4桁ほど手に入り、装備品であるアクセサリーの値段がほぼ4桁以上と相場が高く、バトルに勝利する旨みが全くないというわけではないです。
が、それでもあらかたアクセサリーを購入した終盤では、上述したパズルの難易度も相まって、バトルしたくなくなってしまいました。

以上です。

気になるところがなかったわけではないですが、大好きです。
紙のような質感のグラフィック、紙であることを生かした演出、ブラックユーモアやホラーっぽい描写、様々なジャンルの音楽、細かい作り込みの効果音、アクションコマンドの爽快な手触り、心暖まるストーリー等々、全体的にとても完成度が高かったです。
基本的には最初から最後まで飽きずに楽しく遊べました。
心に残る名作です。

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