サロン集客に欠かせない「コンセプト」とは

「コンセプト」という言葉を頻繁に聞くけれど、コンセプトって一体何？

そんな方のために、コンセプトについてわかりやすくまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。

コンセプトとは商品・サービスの「看板」

そもそもコンセプトとは何でしょうか？

例えば、毎日通りすぎる飲食店に看板があるとします。そこには「銀座で唯一！本場⚪︎⚪︎の味」などと書かれているかもしれません。

この看板を見れば、中に入って料理を注文したことがなくても、その飲食店がどんな料理を提供しているのかわかるでしょう。飲食店で提供する料理が自分の商品・サービスだとすれば、飲食店の看板は自分の商品・サービスのコンセプトだといえます。

つまり、ビジネスにおけるコンセプトとは、商品・サービスの内容を一目で見てわかるように伝える”看板”のようなものです。

長く続いているサロンには、そのサロンのサービス内容や想いを表したキャッチフレーズがあります。

おひとりサロンでも、コンセプトを作ることで見込み客を惹きつけることができます。

コンセプト作りはブランディングでもある

また、サロン開業するときにコンセプトがあるかないかで、売上が大きく変わります。
お客さまの立場になってみましょう。お客様は、商品・サービスのコンセプトを見て、今の自分に必要なものか、どういう人がサービスを提供しているのかを知ります。その上で、足を運ぶかどうかを決めます。
例えば、「ルイ・ヴィトン」「シャネル」のようなブランド名がよく知られている企業、それぞれの顧客によって商品の価値が認められているからこそ、安定した売上を得ています。
ファッションブランドは、自分の会社の商品価値をお客さまに認めてもらうために、商品のデザインやクオリティだけではなく、キャッチフレーズにもこだわって信頼や共感を得ています。これが企業のブランディングです。

ブランディングはひとりサロンこそやるべき

自分のサロンやサービスの価値をお客さまに知ってもらうブランディングは、スタートしたばかりのひとりサロンにとっては、大企業以上に大切です。

施術やサービスに価値がないと思われれば来店してもらうことはできない、逆に価値があると思われれば来店してもらえる。お客さまの立場になってみると、すぐに理解していただけるはずです。

コンセプト作りは、自分の商品・サービスのブランディングをすることでもあるのです。

見込み客に商品・サービスを知ってもらう

自分の商品・サービスに興味のありそうな人のことを「見込み客」と呼んでいますが、まずは見込み客にサロンの施術・サービスを知ってもらう必要があります。

そのために、最初にコンセプトを作るときには「⚪︎⚪︎の人のための⚪︎⚪︎の専門家」という形のキャッチコピーで考えてみてください。なぜなら、コンセプトでは、ターゲットとなるお客さまのために、自分の商品・サービスによって何をしてあげられるのか、はっきり示さなければならないからです。

例を挙げるなら、「肌荒れで悩んでいる人のための肌年齢改善専門家」のようなコンセプトが考えられます。コンセプトを用意しておくととても便利で、SNSの種類や自己紹介する状況を問わず、いつでも自分の宣伝材料になります。売上に繋げるために忘れてはいけないのは、他とは違う自分の商品、サービスの強みは何なのかを打ち出すこと。

その強みを明確にし、見込み客に他との違いがわかるようなキャッチコピーとすることで、あなたのサロンでなければならない理由となるわけです。

まとめ

コンセプトは、何を提供しているのか、他と何が違いのかを明確に伝えるものでもあります。

下記の記事では実際にコンセプトを作るフローをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

あなたにしか提供できない価値を見つけ、きちんとそれをお客さまに届けるためにまずはコンセプトを作ることから始めてみましょう！