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身の丈に合った生活 住み方を考え直してみた

小さな家で暮らしたい。愛着が持てる大きさがよい。しっかりお手入れできる大きさ。その家持って旅したい。

●ここら辺は背景
僕は建築の設計事務所に勤めているが、もうすぐ辞める。会社がすごく嫌だ。嫌な作り笑い、上辺の敬意、愚痴や悪口、謎の上下関係など色々生理的にきつい。本心みたいなものを隠し、みんなに合わせていると自分が分からなくなってくる。
まわりと上手くやることが好きならよいが。。
一度社会との関わり方を考え直したい。


僕は福岡から東京へ転勤した。
引越しは大変だが、不動産屋に向かえば手続きは自動的に進む。よくわからないことも多かったが、気づいたら今の土地に住んでいた。東京は家賃がかなり高い。
アパートが決まり、住むためには働かなければならない。住むために働くのか、働くために住むのかわからないが、問題はアパートがただの道具置き場になっていることだ。これは考え直したい。

税金や家賃で生きるだけでお金がかかる。みんなで助け合うのために働く 休むためにハコ部屋を与える 住むために働く たまの休みには娯楽を与えておく 気分転換してまた労働に耐えるサイクル。家が監獄のようだ。もっと気楽に楽しく暮らしたい。


●ここら辺からモバイルハウスの話
家具を手入れするように、家を手入れしたい。身の丈にあった家を自分でつくりたい。
小さいほうが手が行き届く。自分で剥がしたりくっつけたり、手入れしやすい。家が小さいと、体は外に近くなる。外に手が届くほど小さい家がよい。
大きな戸が欲しい。開けた先に心地よい景色があると良い。家が広がっていく様な感覚になるのではないか。
戸を開けるだけで大きく変化する家はきっと面白い。ただの“開く“行為が楽しくなりそう。
それにはどんな家なら良いか、どの様な設えだと良いか想像を膨らませている。

そんな家の暮らしはきっと楽しい。今の目標は、つくった家を軽トラにのっけて旅すること。流行りにのって。
拠点は必要だと思うので、安い土地を見つけたい。なので、住む場所を見つける旅ということにしたい。家は軽トラからおろせばいい。また2号をつくって遠出するのも楽しそう。抽象的な人生計画だが、具体的な夢だと感じている。

そこまで便利で豪華な生活はいらない。盲目的に働いていてお金を稼がなくてもよい。社会と個人の重心みたいなものをどのあたりに据えようか。

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