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【D2C事業者必見】「ググる」「タグる」はもう死語!?消費者の行動から読み解く次世代のSNS活用法とは?

皆さんは「タグる」という言葉をご存知でしょうか?
おそらくZ世代を生きる多くの方はこの言葉の意味を知っているでしょう。

“タグる”=「ハッシュタグで検索をする」

ソーシャルメディアに強い今の若い世代、すなわち今の10代~20代前半のZ世代は、今日の晩ごはんや彼氏とのデート先など全治全能のGoogleを使って”ググる”わけではなくインスタグラムにハッシュタグで”タグる”ことでより情報とかなり密接な生活をしてきています。

なぜ現代の20代は「ググる」から「タグる」に移行したのか

ではそもそも、なぜ「ググる」ではなく「タグる」が現在の20代の検索の主流になったのか。

その理由の一つにSNSの急激な発達が理由です。2010年ごろからのSNSの急激な発達により今の若者が1日に受け取る情報量は圧倒的に多くなりました。また情報量が圧倒的に増える中で企業もSNSをビジネスで利用することが多くなり、10代〜20代が購買意思の判断材料としてSNSを利用するようになりました。

特にインスタグラムのハッシュタグ(#)を検索する"タグる"という行為はSNSの情報量が増えるに伴い10代〜20代の検索の主流に。

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※引用元:「ゼネラルリサーチ」(https://generalsresearch.co.jp/report33/)

"ググる"と"タグる"の違いは何か

では"タグる"とは"ググる"よりどんなメリットがあるのでしょうか?

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簡単にいうと、"ググる"より、リアルで信憑性のある情報を得ることができる点が大きいと言えるでしょう。ネット上にはアフィリエイトや広告、PRが溢れており情報リテラシーが重要と言えます。彼氏とのデート先を決めるにしても、外食でどこか美味しいお店を探すときにも"ググる"ことにより得る情報は必ずしも正しいとは言えず、いわゆる"サクラ"が潜んでいる可能性もあります。

そういった中でよりリアルな意見や情報を得ることができるインスタグラムのハッシュタグ検索が主流になっています。10代〜20代は特に情報や広告にまれすぎており、綺麗すぎる写真よりもiPhoneでも撮れる素人が撮ったよりリアルなものを求めている傾向にあります。

"タグる"はもう古い!?次世代の"○○る"と"○○る"とは

皆さんはインスタグラムの"発見タブレコメンド"という機能をご存知だろうか?

発見タブレコメンドとはインスタグラム下の存在している虫眼鏡マークのことです。実はこの発見タブレコメンドは全てのユーザーに同じ投稿をお勧めしているわけではなく、各ユーザーがみているコンテンツに合わせてそのコンテンツに近いものがパーソナライズされるようになっています。

そのため自分が興味を持っているものが自動的に発見タブレコメンドに表示されるようになってくるのです。一部の検証結果では暇な時間にインスタグラムを見る人の50%以上が発見タブレコメンドを「自分が興味がある分野だけど知らないコンテンツ」と出会うことで刺激を受けています。

また発見タブレコメンドの最も大きなポイントは購入決定まで一気に持っていける可能性があるということです。SNSマーケティングの業界では購入までのフローには発見と興味に加えて比較検討のフェーズを経て購入につなげますが、発見タブレコメンドを用いれば、発見から購入までを一気にスキップすることができます。先述発見タブレコメンドはそもそもユーザーが興味がある内容を表示するため発見から興味までを担っており、さらにはその発信をしているユーザーの情報に信頼度があれば一気に購入決定まで持っていくことができます。

ここが1番大きな特徴であり、発見タブレコメンドでの発見はこれまでの消費行動を一変する可能性はあるのです。

つまりこれから重要になるのは"ググる"や"タグる"ではなく発見タブレコメンドで"タブる"が主になってくる可能性が大きいでしょう。

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検索行動を変えるもう一つの"○○る"とは?

実は、近年インスタグラムにおけるユーザーの検索行動において自分が気になる分野の投稿を調べることができる"ハッシュタグ検索"と同じくらい利用されている機能が"アカウント検索"です。

これまでは気になることをハッシュタグで検索をしてよりリアルなユーザーの声などを見ることが優先されてきたが、現在は気になったレストランや美容院などをまずはアカウント検索することが増えています。

自分が気になることや他の媒体、SNSで得た情報をインスタグラムでさらに調べる、つまりこれまでは「わからないことを調べる」という検索行動であったのが何かを調べなくてもアルゴリズムにより自分に合った広告や情報が表示されるようになり「自分が興味あるものを調べる」ことが主流になってきています。

特に20代の女性はアカウント検索を行なっている割合が大きく、ハッシュタグ検索よりも昨日として利用されています。

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重要なのは「情報の信頼度」

ではなぜアカウント検索を直接行うことが増えてきているのでしょうか。それは特に女性が情報の信頼度を重要視しているからと考えることができます。

新型コロナウイルスが流行し、人との触れ合いかたや出会いかたが変化しインスタグラムを通して情報を得るだけではなくインスタグラムを通して得た情報を元に自分の理想とする人や自分にとって重油な情報を発信するクリエイターや発信をしている"人"を探すようになってきているのではないでしょうか?

こう考えるとユーザーのこういった検索行動の変化は特に驚くことはなく、企業発信の情報の信頼度が低いことも合わせて考えると情報の信頼度は"誰が発信をしているか"がやはりとても重要になってくる。これは最近の話ではなくSNSマーケティング業界の中では数年前から重要視されてきたことです。これからの時代、企業が最も力を入れるべきは自社の発信を強化し、様々なSNSやWebメディアを持つことではありません。いかにユーザーを巻き込みユーザー生成コンテンツ(=UGC)を生成するか、またその業界で発信者として権威性がある"人"を巻き込むかが重要になります。

これは成果報酬を支払いPRをしてもらうインフルエンサーマーケティングとは異なり、あくまで自然に話題にする必要があります。

ここがこれからのマーケターの腕の見せ所になることは間違いありません。


ここまで読んでいただきありがとうございました!LINE@では無料でSNSコンサルティングを行なっておりますのでSNS関連で発信方法や個人または飲食店などアドバイスできたらと思いますのでお気軽にご質問ください!

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