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渦中のロシア滞在日記 第1号(2022年10月24日~27日)

こんばんは。むかいです。
突然ですが、本日より1週間に1本くらいのペースで、日記をnoteに投稿していくことにしました。毎週どの曜日に投稿するかは、何週間か続けてから決定したいと思います。

日記には、特別軍事作戦の渦中のロシアで、自身が感じたこと、考えたことを、とりとめもなく書くことが可能な範囲で書いていきます。情勢に関連したことも、それ以外のことも書いていきます。きっと、この何気ない日常の記憶が、後々役立つと思うからです。

10月24日㈪

この日は更新された就労ビザの受け取り予定日。通常であれば何の不安もなくパスポートが戻ってくるのを待つだけだが、やはり現在の情勢と非友好国民である自身の立場から、「万が一…」という不安はあった。
結局パスポートは予定時刻に問題なく受け取り、国際部のスタッフからも、通常の事務話以外は特に何も話はなかった。

この日の町の様子

先月の部分動員令発令後から2週間くらいは、町の中心部で3人1組の警察官を見かけることが多かったが、もうここ数日は3年前に滞在していた時と同様、たまにしか街で見かけることはない。ただ、軍服っぽい服を着て歩いている男の人(おそらく一般人)を見かける確率は格段に上がった。(軍服を着て歩く軍人は以前からそれなりに見かけていたため、何となく本物の彼らとの違いは分かる)

10月25日㈫

この日は授業が休みの日。勤務先の大学は2週間単位で時間割を組んでおり、1週目と2週目の時間割が異なる。今週は1週目の週なので、火曜日はお休み。ただ、少なくなってきたコピー用紙の購入と、翌日以降の授業準備、中級者以上向けの日本語会話クラブは行った。

コピー用紙は、500枚入りを370ルーブルで購入。他のものは500ルーブル以上、質の良いものは800ルーブルを超える。3年前に滞在していた時は、質の良いものでも500ルーブル以内で購入出来た記憶があるので、やはり値上がりはしている。制裁の影響だろうか。

自身は授業でプリントを多用するが、今のところその行為自体にストップがかかったり苦言が呈されたり…ということはない。他の先生もジャンジャン紙を使う先生はいる。…というより大学がいろんな書類を紙で出してくる。もちろん普通の白いコピー用紙だ。紙の使用にまで制裁の影響が及んだら、プリントはSNSで共有して、デバイスの画面を見てもらい進めていくしかなさそうだ。

この日は天気が良かった

会話クラブは、今回は結果的に大学の他の先生の噂話が主なテーマになってしまった。ううん…もっと日本のことを話したかったのだが。ただ、みんな日本語は色々頑張って使って話していたので、これで良かったのかもしれない。

そういえばこの日、モンゴル国総領事館の総領事が大学に来訪したらしい。(モンゴル国総領事館は大学から徒歩4分程度)

10月26日㈬

朝の8時からの1コマの授業の後は、翌日以降の授業準備を行ったこの日。途中で買い物に出かけた。目当ての1つが柔軟剤。到着後すぐに近くのスーパーで安売りしていたレノアを買ったが、この日に見るとレノアがどの店にもない。似たような商品は売っているものもレノアはない。結局似たやつを買ってごまかした。

夜にズベルバンク(私の口座があるロシアの銀行)アプリから、「アプリを更新してください」という通知が来た。これまでであれば、GooglePlayから自動で更新されていたのだが、どうやらGooglePlayがズベルバンクのアプリを締め出してしまったらしい。不便である。少し不安だが、通知に書かれていたリンクを押して、そこからダウンロード・インストールすることに成功した。現在、問題なく使用できている。

10月27日㈭

朝、量の共用の洗濯機を使いに行くと、なんだか左前方が妙に浮いている。土台部分の足のボルトが1本浮き上がっていた。ああ、ここ1か月脱水のたびに動き回って元気だなぁ()と思っていたのだがこのせいだったのか。
一応学生を通して修理を依頼したが、全く修理をする様子はない。そもそも日本人以外、機械の使い方があまりにも雑ではないか…。いや日本人が丁寧すぎるのか…などと考えていたが、問題は壊れた後だ。もう1台同じ韓国LG社の洗濯機が別の階で問題なく稼働中だが、その1つに負担が集まれば、その1つもいつ不具合を起こすか分からない。そして万が一故障した際に新しい洗濯機が設置されるまでは、やはり時間がかかるだろう。

これはまずいと思うんだが、誰も気にしていないんだよな。2人くらい協力してもらって、自分で直そうかな…

寮内の洗濯機が全滅した場合のことを考えて、寮の地下に併設されているコインランドリーのサイトを見てみた。予想通り値上がりしていた。朝のサービス料金が撤廃され、最低でも120ルーブルからとなっていた。う~ん。1回120ルーブルでも、複数回利用すればそれなりの出費となる。
頼むからみんな大事に洗濯機を使っておくれよ…(「何で自分で買わないんだ?」と突っ込まれそうだが、どこをどう頑張っても、水道の栓の位置と数、コンセントの位置の問題で、自身の部屋には洗濯機を置ける場所がない…)

そして、この4日間、例の作戦について耳にすることは、テレビ以外ではほぼなかった。ただ、こちらの人々の考えは、日本で日本人が想像しているよりも、報道されているよりも、何倍も多様であることを実感していることは、最後に申し上げておきたい。

おわりに

このような形で、渦中のロシアでの日々を、とりとめもなく記録していきます。ロシアの現状を知る何らかの手掛かりには…ならないかもしれませんが、よろしければ次号もご覧ください。では。

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