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明日から実践、チームでのコミュニケーション

先日開催されたクリエイターLT部で登壇をさせていただきました。
主催のすぎそんさんからLT登壇のご依頼がきたので、二つ返事で『いいですよ』と了承し、登壇することに。

せっかく資料を作ったので、登壇した内容をざっくりと記事として書き残しておこうかなと思います。

テーマ

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コミュニケーションをする上で、大事なことは『3つの目線を合わせること』というテーマでお話しさせていただきました。(割と当たり前のことをさもすごそうに発表しました。笑)

なぜこのテーマにしたのか?

今回のLTイベントはクリエイターが集まるイベントです。LTをやるからには、誰か1人にでも何か持って帰れるものを伝えられたらいいなと思い、テーマを考えました。

実際にテーマを考えるにあたって意識したのは、以下の2つです。

1. 身近に潜んでいる課題について
2.自分が実体験をもとに話せる内容にする

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そこで思いついたのが、コミュニケーションの難しさでした。

私は大学時代も含めて5年半ほど塾講師をやっていたのですが、日々感じていたのがこの課題でした。
塾では、生徒たちに科目を教えるのはもちろん、保護者の方々に受験やお子さんの様子を伝える必要があります。また先生同士も情報共有や協力が必要でした。その中でコミュニケーションが必要とされる場面は多く、多岐にわたる会話を行いました。

相手にパッと伝わる伝え方、どこで理解できていないのかを把握する意識、相手によって変える話し方や内容など、様々な学びを得られたかなと思います。

実際今の業務でもチームで作業する仕事が多いので、コミュニケーションの課題は日々感じながらも、塾講師時代に培ったコミュニケーションは生かされているなと思います。

こうしてLTでは、塾講師時代に意識した大事な3つの目線をテーマに選びました。

3つの目線

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1つ目の目線は、どこを見据えて話すのかという『目的』を合わせることです。会話のはじめに、これから話すことは何を達成するためのものなのか?をお互いすり合わせて共通認識を持つことが重要です。

例えば相談なのか、共有なのか、発散なのか、決定なのか、雑談なのかなど。

お互いすり合わせのないまま、見切り発車するとコミュニケーションはお互いがモヤモヤしたまま進んでしまいます。これは打ち合わせや大人数での会話でも同じことが言えます。

下手すると打ち合わせで、結局1時間たったけど、これどーする?みたいなことも。。

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2つ目の目線は、前提となる『知識や情報』を合わせることです。専門分野に長けた人と、その分野を詳しく知らない人が意識せずに話すと、うまく伝わりません。

ここで大事なのは、自分がどちら側にいるのかを意識することです。

もしこちらがより多くの知識を持っている場合は、事前に情報を共有して足並みを揃えたり、専門用語をなるべく使わず、噛み砕いて話しましょう。

もしこちらが相手より情報が少ないと感じた場合は、その場で質問したり、噛み砕いてもらう必要があります。ただ今後も長期的に自分が関わる分野であれば、その専門分野についてインプットすることも必要でしょう。例えば自分がエンジニアであれば、強いエンジニアの人と技術的な話をしたときに、いつまでも噛み砕いてもらうわけにはいかないので。。

お互いが情報の差を埋めるように意識できると、コミュニケーションは円滑に進むと思います。

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3つ目の目線は、『身体』の向きを合わせることです。相手の様子を伺いながら会話をすると、相手がどんなことを思いながら話を聞いているのかがわかります。

例えば、困った様子をしていたら伝わってないのかもしれません。目を強くこちらに向けていたら、何か意見を発したいのかもしれません。

塾で生徒に教えている中と、自分から質問してくれる子はかなり少数でした。なのでこちらから生徒の様子を確認しながら授業をしていました。

実際のコミュニケーションも同じように相手の様子を伺いながら話すことは重要だと思います。

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ということで、3つの目線は以上のようになります。
ぜひ明日からこの3つを意識していただけたら嬉しいです。


発表後に実際に学びがありましたと言ってくれる方がいて、嬉しいかぎりでした!ありがとうございます!


Twitterもやってます。興味があればぜひ。


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