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練習参加の日程は評価を変えるのか?

前回の記事の最後で、「プレシーズンへの参加日が1週間遅くなったことがプラスに働いた。」ということを書きました。
つまり、練習参加日が契約するに至った一つの要因だろう。ということです。

それでは、その理由について見ていきましょう。

チームから、プレシーズンへの参加を打診していただき、僕は「参加します」と答えました。その後、チームからは、始動初日から参加してくださいという日程をいただきました。連絡を数回やりとりしていた中で、監督も、その日程がベストと連絡をくれました。
僕は、もちろん、始動初日から参加することを決め、日程もそれで調整していました。
この流れ、きっと普通ですよね。
チームからその日に参加してくださいと言われたら、できる限りその日から参加するのがいいと考えてしまいます。
加えて、契約することができた場合、ビザなどの準備も必要ですし、会社にも勤めていたので、そちらの手続きなどもしなければなりません。

しかし、最終的には、こちらの意思でプレーシーズンに参加する日程を変えさせていただきました。

理由は、その後を左右しうる、大きなアドバイスをいただいたからでした。

そのアドバイスとは…

「プレシーズンの最初から、評価してもらえるような、サッカーの練習をするのか?」

というものです。

…めちゃくちゃ納得です。

つまり、チーム始動の初日から、対人練習や試合をするのか?ということです。
よくよく考えてみると、日本でも、プレシーズン初日から対人練習や試合をするチームは少ないと思います。

僕としては、早くプレシーズンに参加したかったですし、それによって早くチームを決めたかった思いがあり、焦っていたんだな、何も考えていなかったな、と振り返って思います。
また、最初に書いた通り、初日から来て欲しいという連絡をもらったこともあったので、それがさらに拍車をかけていました。

このアドバイスを頂き、最終的に、参加日程をずらしたことが、僕にとっては非常にプラスに働いたと思っています。

なぜなら、実際に、チーム始動の初日は、身体能力や怪我に関するテストが行われ、それで一日を費やしていました
つまり、その日はサッカーでアピールするどころか、むしろ僕にとっては身体能力で比べられる可能性すらあったということです。

一方で、実際に参加した期間では、紅白戦だけでなく、対外試合もプレーすることができました
もし、紅白戦や対外試合がなく、フィジカルなどのメニューが中心だったら、チームに貢献できる可能性を示すことが難しかっただろうというのが想像できます。

反対に、参加日程をもっと遅らせた場合は、チームが他の選手と契約する可能性もあります。
また、監督はチームの中心メンバーを少しずつ固めて、空いているポジションというのがチーム始動当初よりも限定される可能性すらありますよね。

そういった意味で、1週間遅れというのは、僕にとってプラスに働いたものだったと考えています。
しかし、これはあくまで一例にすぎないでしょう。

本質的に大切なのは、

「自分が評価してもらえる時期を見極めることも考えましょう」

ということです。

なかなかチーム状況がわからない分、見極めるのは難しいと思いますが…
練習参加に関していうと、試合の日程が発表されていたりもするので、調べてそこに合わせるようにしたりすることはできそうですよね。

改めて、どんな状況であっても、いろいろな角度から考えて、それを冷静に判断できるようにしたいと思う出来事でした。



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