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「トライアウト通過 ≠ 契約」な理由

さて、今までは、「アメリカに移籍するまでの時系列」「トライアウトはどんなことをやったのか」「参加してみてどんな風に思ったのか」ということを書いてきました。

トライアウト通過の連絡を頂いたものの、そこで契約とはなりませんでした。
通過という言葉を使っているのも、それが理由です。
「トライアウト通過≠契約」がほとんどだと思います。
(もちろん、トライアウト後にそのまま契約に至るケースもあるとは思います。)

「トライアウトに合格なんだから、普通は契約でしょ」

こうであって欲しいし、ついこう考えてしまいますよね。

では、なぜ「トライアウト通過≠契約」なのでしょうか

答えは、チーム側視点に立つと分かりやすいのではないでしょうか。


「初対面でレベルがバラバラな選手たちの中で行われたトライウトを2日見て選手と契約する」ってどうですか?

流石に、ちょっと急ぎすぎでしょう。
プレーはもちろん、チームメイトとの関係性やその人の人間性も見たいと思うはずです。
また、並行して、他の選手のスカウティングを行っているため、もっといい選手を獲得できるかもしれないと考えることは普通のことだと思います。加えて、私の場合は外国人枠という制限もある。
これらの要素から、トライアウトのみで契約に至るのは、運試しのようなものに思えますよね。
チームが求める選手とマッチするのかを、しっかりと判断する必要があります。
だから、「トライアウト通過≠契約」とはなっているのでしょう。

僕の場合も、同様です。
したがって、プレシーズンに参加してチームに契約したいと思ってもらえるようにしなければなりませんでした。

12月初旬にトライアウトを終え、チームのプレシーズンが始まったのが1月26日。
参加日程をチームと連絡をとっていたときに、1月26日から参加して欲しいという話を頂きましたが、実際にプレシーズンに参加したのが、約1週間後の2月3日。
そこから、約5日間プレシーズンに参加をしました。

プレシーズンに参加するまで約2ヶ月ありましたので、万全なコンディションを作らなければなりませんでした。加えて、その間、プレシーズンの参加日程が正式に決まるまでも時間がかかり、自分のコンディションを参加日に合わせるというのがなかなか難しかったなとと思います。

ただし、僕の中では、このプレシーズンの参加日が、契約につながった大きな要因の一つでもあると思っています。

めちゃくちゃ簡単にまとめると、チームからの参加依頼日に遅れて参加したことが結果的に、契約につながる一つの要因になったと考えているということです。

参加日が1週間遅れたということがプラスに働くってどういうことか?

果たして理由はなんでしょう?

それについては、また次回に投稿します。

それでは。

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