『結婚』とは、これから稼ぐお金を全て掛けて契約する商取引である(No.9)

始めてこの話を聞いたのは、経営者の講演会に参加した時である。

結婚に関する話をすると、賛否両論分かれて、荒れそうな気がするが、
私は結婚に『賛成!』『反対!』等と、そんな話をしたいわけではない。

『結婚制度(ルール)を理解した上で、選択した方が良い』
という話である。

感情論は一切抜きに、制度・数字にしながら、この記事を書こうと思う。

◆【目次】結婚と離婚で動く4つのお金
1,慰謝料
2,財産分与
3,婚費(コンピ)費用
4,養育費→ここは割愛する


◆1,慰謝料
せいぜい100万円~200万円
有名人や資産が多い人の場合、高額になる例はあるが、
多くの場合、この慰謝料は大した事はない。


◆2,財産分与
結婚してから、築いた財産は、夫婦共有の財産である(親の資産は関係ない)
離婚する場合は折半(稼いでる方が、相手に支払い)する必要がある。

※これで、資産に不動産があった日には、もう大変である。
現金化するのも苦労するし、たたき売りで、売却額が目減りしたり、良い事がない。

これは男女関係なく、資産を持っている方が、持っていない方に渡すルールである。
例えば、女性がメッチャ稼いでいて、男性側が専業主夫の場合は、
どんなに無能な男でも、財産は折半する必要がある。
※私は男だが、想像しただけで、気が狂いそうである(笑)


◆3,婚費(コンピ)費用
これはもう地獄である。

・夫婦の生活水準は同等でなけらばならない
・離婚協議している場合、別居する例が多い
・別居している相手に、同等の生活水準になる金額を毎月支払う。
↑のルールの基づき、財産分与と同様に、稼いでる方が、相手に支払いする必要がある。
※専業主婦(夫)にも『内助の功』があり、婚費費用を受け取る権利がある。

加えて、
日本では簡単に離婚を認められない。(片方が反対すれば平気で5年~10年掛かる)
裁判で離婚が認められるまで払い続ける。(弁護士が入れ知恵をして長引かせる)
なので、超長期戦で、離婚に関するやり取りをする必要がある。

普通に仕事をしながら、コレはハード過ぎて、何の為に生きてるのか自問自答したくなるレベルである。


↓は大事な方程式なので、ぜひ覚えましょう!テストに出ます!(笑)

『結婚債券』の価値
=『離婚成立までの婚費(コンピ)費用』+『離婚時の財産分与』+『慰謝料』
※専業主婦(夫)の場合、↑の結婚債券をタダで入手する事が出来る。

別居作戦


◆関連書籍 紹介
損する結婚 儲かる離婚
藤沢 数希(著)
Amazon→https://www.amazon.co.jp/dp/B01MUH9OBL/ref=cm_sw_r_li_apa_33JXQQA5S8AWW26AZDEV
楽天→https://a.r10.to/hatCar


◆まとめ

ちなみにこの本を、
・結婚している男友達
・離婚して1人で子育てしている友人
にも紹介して、『参考になった!』と感想を貰っている。

仮に、私が結婚するとしたら以下の条件が揃った時だと思う。
1,お金に対する価値観が合っている。
2,お互い働いている(会社勤めより、お互い事業を持っている)のが理想。
3,自分の残りの余命を、その1人の異性と添い遂げる事が出来る。

『3,』に関しては全く自信がない!笑
生き物として、1人の女性とだけ。。。は本能が拒否している!
。。。その辺りの話は別日に投稿しようと思う。

終身雇用も破綻している昨今、
そう遠くない未来にでも、結婚制度も見直して欲しい。


唐橋 祐樹(からはし ひろき)

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