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絵本作りを、左脳的に 考えると「設定」右脳的に 考えると⁉

絵本作りは、こうあるべき!という事はないと思いますが、

大切なのは、その絵本を 見た方 ( 特に 子供 ) は どう感じるのか。
大人の都合や、価値観 ( ある種 必要ですが ) などを 押し付けて いないか。
ユーモアに 変えることは 出来ないか。

など、あらゆる 展開を 考えたのち、その結末が 望ましいのであれば、
作品としては 問題ないと思います。

あとは、その解釈が 商業出版として 受け入れられるのか。
独りよがりでは ないか。など
考えることも 必要かなと 思います。

編集の方によっても、それぞれ 考え方も 違いますので、
一概にこう! とは 言えませんが、
作者として、ほんとうに それしか 伝える術は 無いのか
熟考も 必要かなと 思います。

その結果。
それが、その作家の 特徴にもなれば 良いかもしれません。

設定もそうですが、作品や、ストーリー、キャラクターに対する
愛情なのかもしれません。

愛情があると、そのキャラクターの 表情ひとつひとつを、
より 丁寧に(ちょっとした眉毛の向きとか)を、描ききれるかどうか。
ストーリーに関しては、発する言葉や、展開にも
現れてくるのかな と思います。

左脳的に 考えたら 「設定」かもしれませんが、
右脳的に 考えると、にじみ出てくる

「愛情」

かもしれません。
曖昧な 表現かもしれませんが、設定は もちろん必要です。
ただ、設定ばかり 追うと、この子は こういう 設定だから、
こう動き、こう発するべきだ。となるような 気がします。

にじみ出てくる というのは、
わが子と 向き合うかのように 作品と 向き合えるかどうか かもしれません。
そこに、深みが 出てくる気が します。

僕は、だいたい
1️⃣
「面白いこと」「伝えたいこと」が 見つかる

2️⃣
それを 何を使って どう表現したら 面白いか (この時点で設定は最低限だけ)
たとえば たんぽぽの お話しを 作ろう。

3️⃣
楽しいストーリーを 考える

4️⃣
辻褄が合わない 所は、設定を 深める

5️⃣
修正の 繰り返し

と言う 感じですが、
2️⃣の時点で、設定を 詰め込み過ぎて しまうと、
3️⃣のストーリーの幅が 狭まってしまう
という 現象が 起きます。

さらに、物語を 深める 材料として
深い 複雑な 設定が 必要かもしれませんが、
はじめから 決めすぎてしまうと 選択の幅が狭まる 気はします。

まずは、小さい出来事を、設定を少なめに、大きく 広げて
そこから 詰めていく(凝縮していく)のは、お勧めかもしれません。

もうひとつ 言うと

その設定も 超越してしまうくらいの世界観があれば、細かい設定も 必要無いかもしれません。


これは 説得力の 問題です。



設定を 変えて、辻褄を 合わせるために、
単純に ストーリーを 変更するべきなのか どうか 熟考してみる。
ストーリーを 変更しても、問題ないなら ストーリー再編をする。
辻褄が 合わないときに、設定を 変えなくても、
それをカバーできる 発想や 展開が 思い付けば、そちらに 変更。

それによって、どんどん 物語の 深みが 出ると思います。

ただ、設定にも いろいろあると 思います

キャラクター自身の 設定と、
その 物語を取り巻く 世界観の 設定です。

あまりにも 世界観の 設定を 詰めすぎると、制限が 増えます。
それが、うまくいく場合と そうではない場合と あると思います。

僕は、あまり 決めすぎず 作り始め、何が 楽しいのか を中心に作り、
その後、辻褄合わせが 必要なら 修正する。
という方法を 取っています。

世界観の 設定と言うのは、分かりやすいお話しをすると
海の中 とか
光の無い世界
など、とりまく環境の設定が 主です。

世界観の 設定を 決めすぎると,辻褄合わせが  増えることが あるので、注意が必要です。


今回は、ストーリー作りにおける、設定についてお話してみました。


以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いいね や、コメントも お待ちしています。

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