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DevOpsはエンジニアで完結して良いのか

 Agile界隈に身を置いていると、DevOpsという言葉をよく耳にします。そして、この言葉はもはやAgileだけでなく、エンジニア全体に広がっています。

 DevOpsは開発と運用における関係性や仕事の仕方、心構えといったもの部分に注目されていて、特に継続的デリバリーにフォーカスしている記事なども多く見受けられます。

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 そう考えると、DevOpsは"エンジニアチームの中での協力"の話によっているのではないかと私は感じています。

 ただ、純粋な語源の通りの"開発 + 運用"と考えると関係者はもっと多く、エンジニア組織を超える連携が必要ではないかと感じでいます。

 そこで、そんな疑問から今回、XP祭りにこんなプロポーザルを提出しました。

DevOpsというと「開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)がお互いに協調し合うことで、開発・運用するソフトウェア/システムによってビジネスの価値を迅速にエンドユーザーに届け続ける」とイメージが多いと思います。ここで主役になるのは開発エンジニアと運用エンジニアです。しかし、我々のビジネスは実際には営業や企画、バックオフィス部門など多くの人々が関わって仕事をしており、DevとOpsだけではその一部にすぎません。
また、継続的デリバリーにフォーカスされがちなDevOpsに関して、映像業界における開発で営業、ディレクター、編集者、開発エンジニアなど多くの関係者が揃ったプロダクト開発をどのように進めているかをご紹介し、我々が歩んでいる真のDevOpsへの道を一緒に探求したいと思います。

 というわけで、今日はXP祭りでお話することの一部を公開します。もし、興味を持っていただけたら当日ぜひ聴きに来ていただけたらと思います。

1. DevOpsの目指すところってなんだっけ?

 「DevOpsに取り組むんだ!」と一念発起するときの動機はなんでしょう?よくあるのは

「うちはDevとOpsが縦割りで仲が悪いから・・・」

「今も悪くないけどそっちが良さそう」

といったようにDevOpsにすることがゴールになってしまっていないでしょうか?

 実際は、全ての役割の人々に目標やゴールがあって、それをさらに チーム全体のゴールに昇華し、同じ方向性を向くことでチームが一つになる。裏を返すと、同じ方向性を向けないといくら DevOpsといっても協力や連携体制は取れないのでは?と感じます。

当日はそのための方法や考え方もお話します。

2. 誰が、どうやって?

 DevOpsチームの方向性を揃えること、また実行に移していくのは誰がやるのでしょう?

 前述の通り、エンジニアだけでなく、そこには企画、営業、顧客なども"主体的に"動く必要があります。その方法は当日お話しますが、みんながお見合い状態では実施できません。

 そこには中心として進める人物、役割が不可欠です。

 主に我々の知るところだと、Product Owner、Product Manager、Team Leader、Sales Engineer、Directorといった役職のイメージが近いでしょうか。

 その人たちを中心にどのように進めるのか。また、その人たちがどのように進めていけばいいのか。そんなところも当日お話しできればと思います。

最後に

というわけで、XP祭りでDevOpsについてお話するのですが、このようにDevOpsがエンジニアを超えて、社内外を巻きこむ大きなチームとして昨日したとき、それは小さな開発プロジェクトからチームの文化へと昇華されるのではないでしょうか?

というわけで、今回はこんなタイトルを冠してみました!

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XP祭りの詳細はこちらです。

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私は13:00 - 13:30でお話しさせていただきます!

では、当日お会いしましょう!

主にPjM、PO、セールスエンジニア、AWS ソリューションアーキテクトなどを務める。「映像業界の働き方を変える」をモットーにエンジニア組織を超えたスクラムの導入、実践に奔走。DevLOVEなど各種コミュニティーにおいてチームビルディングやワークショップのファシリテーションを行う