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【デザイン素人が発注するには】何よりも最初にしたい3つの事!

こんにちは。
新年になって、今年こそは新しい事をしようと思っている広川です。
それもきっかけの一つとなり、noteを始めました。
頑張って続けるぞ!


さて、本題に入りますね。
デザインを発注したい時に、
何から始めたら良いか分からず、調べた経験はありますか?

プロ発信の情報では、最初に決めるべきは、
納期や予算、コンセプト、希望のテイストなどがあげられているのを見かけます。

プロですから基本的なディレクションが出来てこその優先順位、どれもさすがですね。
しかし、素人が真似をしても、上手くいくわけがありません。

それでは、デザイン素人がデザインを発注するには、
最初に何をしたら良いのでしょうか?
基本的な3つをご説明しますね。


1.決裁権を持つ人の参加

1つ目から、当たり前のお話ですみません。
誰が最終的に『OKサイン』を出すか、確認をしていますか?
そして、最初から参加してもらうスケジュールを立てていますか?
最初から、というのが重要です。

途中で確認を入れると、根本的な所から食い違いが起き、
それまでの道のりを全部否定されてしまう場合もあります。

「こんなの、誰が決めたの?」
「あーあ、違うんだよな」
「やり直し」

通常業務で、こんな事を言われた覚えはありませんか?
デザインも同じです。

本来は専門的なデザインという分野ですが、
素人でも簡単に口出しができ、好き嫌いが分かれます。

きちんと成り立ちと効果、狙いを説明出来て、
しかも納得させられたら良いですが、
正直、素人にはハードルが高すぎます。
たやすくスタート、いやマイナス地点に戻されてしまうのです。

このパターンに陥った場合は、
内容うんぬんよりもOKをもらうことが優先になってしまい、
社長(決裁権を持つ責任者)も担当者も、
お互いが『仕方がなく妥協』した内容とデザインになってしまい、残念な結果に。

現場主義という名の丸投げ、若手の行動力を育てるという名目の押し付け、
出張しがちで忙しいと逃げられてはいませんか?

リモートでも確認はある程度できますので、
(おいおい、この辺のコツとポイントも書いていきたいと思います。)
必ず最初、企画から参加してもらいましょう。


2.理想の結果を決める

2つ目は、求める理想の結果を決めておくことです。

依頼する印刷物やホームページは、何のために作り、
どの様な結果を求めていますか?
現状の会社やお店に、どの様な効果を求めていますか? 

求める結果を考えて、企画を立てます。
文面もデザインも、求める結果次第で変わってくるからです。

例えば、会社案内を作るとします。
作る目的が、求人と営業目的とでは内容もデザインも違ってきます。

求人の場合は先輩社員のインタビューを追加したり、
営業目的では取り扱っている製品や支社の紹介、独自の技術を多めに掲載します。

逆を言えば、オールマイティーなデザインは存在しないのです。
誰に向けて作るのか、担当者全員と共有して、依頼するデザイナーに伝えましょう。


3.決裁権を持つ人に影響を与える人物の把握

先ほどお伝えした決裁権を持つ人に、
影響を与える人物を把握することです。

社長の奥様やお子さん、先代の社長・会長などなど。

私の経験ですが、社長は経営者ですので効果や狙いを説明すれば分かって頂けるのですが、
経営から離れている奥様や会長になると、
別世界からの意見が飛んできます。

「〇〇〇〇(異業種他社)っぽいから嫌い」
「私でも作れるし、値段が高い」
「寄り合いに間に持っていくから、納期を半月早めて」

予算や納期が覆ったりと、もう言いたい放題です。
こんな人物がいる時は、早い段階で対策を考えましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

何よりも最初に、確認・実行して欲しい3つの事を書いてみました。

どれも実際にトラブルになった経験があるものばかりです。

具体的な方法や体験談、対策をおいおい書いていきたいと思います。

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