久しぶりに本格的なクラッシュ中...

最近は、自分のエネルギータンクの中でクラッシュをさせずに生活すること、前もって予定を振り分けることが上手になってきて、あまり以前のようにはクラッシュをしなくなった。
けれど、先週は予期せぬことが沢山起きて、感情的にも身体的にもストレスが自分のリミットを思いっきり超えてしまった自覚があり.…そしたら、やっぱりやってきたPEM(post-exertional malaise) 
日本のクリニックのサイトでは、正しく解説しているサイトが少ない気がするので、説明すると、 
 
『自分の現在のエネルギーのリミットを超えての負荷(身体的でも精神的にでも)がかかると、その行動をした24-72時間後から激しい倦怠感が出て、数日から長い人では2週間ほど動けなくなるというコロナ後遺症特有の症状。』

ついつい、もう少しできるかもと頑張った結果、その後結果としてもっと長いこと動けなくなるので、”Push-Crush cycle"とも言われている。

このことがまだ研究でわかっていない昨年、私自身、倦怠感や痛みを押して、動きまくっていたら、どんどん動けなくなっていき、最終的には寝たきりになってしまった。
これをやってしまうと、もっているエネルギータンク自体を小さくしてしまう=コロナ後遺症自体の回復を阻害してしまうので、コロナ後遺症の回復のためには、Crushさせないように、自分の限界まで動かないことがとにかく大切。そのために、色々な行動を数値化したりするトレーニングなどで最近はクラッシュをする回数はだいぶ減っていた。
私の場合には、一度クラッシュをするとだいたい1週間~10日継続する。(一緒に住んでいる子供の観察によると)

ところが、先週、不慮の色々な事件による身体のストレスで、土曜日の朝起きたら、身体が鉛のように重い....。久しぶりのクラッシュとなってしまった。今日が金曜日だから、ちょうど1週間クラッシュしているところということになる。
とにかく、このだるさが半端ではない。普通のものと違う。
背骨を抜かれたような気分で、横になっていても身体が地面に向かって溶けていくような気分で重いのだ。もちろん、傍からは見えないから、ものすごく頑張れば、動くことは動けるが、本当に辛い....。
自律神経失調によるものなので、これに伴い、立ち上がり時のめまい、以前であれば、子宮脱も一緒に起こったが、一番辛いのが、クラッシュすると身体はだるくて動かせないのに、さらに不眠になること。これが不思議だけれど、とにかく疲れてだるいのに昼も夜も眠れない。睡眠薬を飲もうとメラトニンを飲もうとも少し寝ても1時間半ほどで起きてしまう。
身体はだるいから、ほぼ24時間横になっていることになるので、時々気を失うように寝るのだが、すぐに起きる。
今回のクラッシュではとにかく寝汗がひどい。
半袖のパジャマを着てねているのだけれど、ふと寝たと思ったら、パジャマがビショビショ、しぼれるのではないかというくらいビショビショの不快感で目が覚める。これを繰り返すから、1晩で多いときは2回ほど着替える。
パジャマを超えて、シーツや毛布も湿るので、だるい中で洗って取り替えないといけないほど。
食欲もなくなって、眠れない、身体はだるい。。。
普通に考えても、これを起こすと病気を悪化させるよなあ。
昔は、こんな時にでも子供のランチを作ったり、ご飯だけはと無理して起きて作っていたが、こういう時の無理は厳禁とわかっているので、一切しない。ただただ、身体の声に従って、横になっていることにしている。
だから、掃除も食事もめちゃくちゃになってしまい、家族にも申し訳なくなったりして精神的にも辛いが、これが一番の早道とわかっているから、とにかく徹底的に横になって、休む。

こんなクラッシュした時に、それを早く脱するのに私が一番お世話になるのが鍼。
これだけは、少し元気で動けるようになったら行く。
昨日、鍼に行って、クラッシュをして、寝汗がひどい話をしたら、
”寝汗というのは、全身の気が抜けてしまっていて、毛穴が閉まる力もなくなっているから起こる”と教えてくれた。
なるほど....。
全身の気を整える、鍼とお灸をしてもらったら、久しぶりに夜、寝汗なく、まとまって眠れた。そして、今日は久しぶりに今度は一日中眠くて仕方ない。
でも、眠れるということは身体が休まるということ。眠れるようになったら、クラッシュが明けるのも近いかな。
今日は金曜日で、子供が色々出かけたいから車を出してほしいと言ってきたが、そこは、心を鬼にして、とにかく休む。(→これができるようになったのも大進歩!)
このまま身体の欲求に従って、一日の予定を全てキャンセルして寝ていることにする。



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