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仮面家族なら居ない方がマシ

*注意:今回の記事は見る方によっては不愉快に思われる方もいらっしゃると思います。次の項目が不愉快に思われる方は記事を読むのを控えてください。
 ①家庭環境のこと
②自傷行為のこと

③死について


長女なんだから。

もう大人なんだから。

普通でいてくれればそれでいいのに。

なんで普通でいてくれないの。

死んでしまえばいいのに。

私はこんな言葉に傷つけられてきました。

それと同時に

今まで頑張ってきたんだね。

今まで我慢して偉かったね。

これからはもう我慢しなくていいんだよ。

こんな言葉に心を救われた事もありました。


私は母親が大嫌いです。母の事を信用してません。小さい頃から裏切られてばかりだから。母が発する言葉に傷つけられてばかりだから。ここだけの話、死ねばいいのにとさえ思っていました。死んでくれたら楽なのにとも思っていました。なんなら私が殺そうかと考えたこともありました。人を殺す事が許されないなら自分が死ねばいいと思った事も何度もありました。正直今でもあります。だからニュースで家族間で親が子供に殺害されたというニュースを見ますが、私は被害者が可哀想と思うより加害者の心情を考えてしまいます

"この人は私みたいに親の事で辛い思いをしてたのかな"

"私ももしかしたらこんなことになっていたかもしれないな"


とか考えて、とにかく他人事とは思えないんですよね。

私は両親と自分・妹・弟の5人家族です。小さい頃は歳を重ねるにつれてこんな辛い思いをするとは夢にも思わず、家族5人で楽しく過ごしていました。

そんな時に、私が母を信用しなくなった出来事が起こりました。それは私が小学校4年生になった時の事です。私はどうしてもダンスが習いたくて母に相談しました。そしたら開口一番

"妹と弟が居るのにあんただけにお金は掛けられないからダメ"

と言われたんです。なんでやりたいのか、いつまでやりたいのかとか詳しいことも聞かずに。ただお金が無いからダメって言われたんです。そこから私は"母に何を相談してもどうせお金や兄弟を言い訳にまともに取り合ってくれない。だったらもう家族に自分の良い事も悪い事も相談するのはやめよう。"と心に決めました。そして何より妹と弟を言い訳に使われたのが姉弟として1番許せませんでした。

これ以外にも、お菓子は100円以下とか、アイスは1日1本までとか細かく色んなルールがあって、小さく我慢させられる事もめちゃくちゃ多かったです。

そして私は"お姉ちゃんなんだから"という言葉にも苦しめられてきました。これは未だに言われます。

"お姉ちゃんなんだから妹の面倒をみなさい"
"お姉ちゃんなんだから我慢しなさい"
"お姉ちゃんなんだから妹・弟の手本になりなさい"

もうこれも私にとってはストレスです。私は長女に産まれたくて産まれたわけじゃないです。そういうんだったら私を産まなきゃ良かったんです。自分が長女に産んだのに責任転嫁しないで欲しいです。

そんなストレスが多くなった結果、私は大人になって買い物依存症になってしまいました。買うことでストレス発散する。ただ買ったものは使わないことの方が多い。欲しいものは欲しいと思った時に買わないと気が済まない。これってまさに買い物依存症ですよね。こうやって冷静になって自己分析できるのに未だに買い物依存症から抜け出す事は出来ておらず、衝動買いをしてしまいます。そのせいで母親に給料が入る通帳は管理してもらっています。でもどうしても買い物したいから借金してまで買い物をしています。(本当は貯金も充分にあるので借金なんてしなくてもいいんです。でも母親に相談してもどうせダメと言われると思っているので、借金して買い物してしまいました。)これはストレスの根源を絶たない限りずっと続くのかなと思います。

もしかしたらこの出来事からお金に対する執着というか、買い物依存症になる片鱗が見えていたのかもと今になったら思います。

そして私はこの頃からこれもストレス発散で睫毛や眉毛、酷い時には髪の毛も抜くようになりました。ご存知の方も多いと思いますが、これがいわゆる抜毛症というものです。これも未だに治っていません。眉毛は抜かなくなったけど、睫毛は抜いてしまいます。睫毛や眉毛を抜いてそれが母にバレて怒られて、また怒られたストレスで抜いてしまう。負のループ状態でやめたくてもやめられません。ネットで調べてみたら、治す方法はあると書かれていたのですが薬物療法や行動療法が主流らしく多分病院にかからないと治療は出来ないのかなと思って、現実問題として病院にかかれないので無理だし、行動療法は私にとっては実家に居る事がストレスなのでこのストレスを取り除くのは不可能なのかなと思って、治らないのかなと半ば諦めています。

中学生になってからはリストカットにも手を出しました。痛いという感覚や、切ってる時に切り口から血が出てるのを見るのがストレス発散になります。これも未だにやめられていません。これからの季節はどう隠そうかめちゃくちゃ悩みます。

最近の私は精神的におかしいのか、例えばYouTubeでファミリー系YouTuberさんの動画を見ているだけで、悲しくなる動画でもないしなんなら楽しい動画なのにも関わらず号泣したり、布団に入ってふとした瞬間から涙が止まらなくなったりしてます。多分、ファミリー系YouTuberさんの姿が自分が憧れていた家族の姿で羨ましいと思っているから号泣してしまったのだと思います。

悩んだ時は一緒に悩んでくれる。嬉しいことがあった時は一緒に喜んでくれる。言いたいことははっきり言う。私はそんな家族の姿を望んでいました。見る人が見たら当たり前じゃんと思われると思いますが、今の家族ではそれは無理です。断言出来ます。だって母も私もお互いを嫌いあっているし信用してないから。殺したいと思われている者同士がひとつ屋根の下で一緒に幸せに生活していくなんて無理な話なんですよ。(母も私のことを殺したいと思っているらしいので…)そんなことしたら、それこそニュースになるような事が起こってしまいそうな気がします。だから私は過去に何度か家出しようとした事がありましたがそれさえも母が許してくれませんでした。だから家出とまではいかなくても高校の頃は家にいるのが嫌でわざと21時前の電車に乗って帰って家にいる時間を減らしたり、大人になって車を持つようになってからは仕事からすぐに帰らないでコンビニとか広場とかで時間を潰して帰ったりしていました。家出さえ許してくれないのなら薬物依存症とか、アルコール依存症とかで警察のお世話になった方が楽なのかなと思ったこともありました。

そんなある日、私にとって救世主が現れてくれました。それはSNSで出逢った男性です。私より10歳年上で、小学校の先生をしています。彼も過去に色々あって鬱病寸前という診断を受けた事があったそうです。(私は診断は受けていません)
それを聞いた私は、彼に今自分が置かれている境遇、自傷行為をしていてそれを隠している事、自殺しようと何度も試みた事など自分の全てを包み隠さず話しました。流石に引かれるかもと思っていたのですが、

“今までよく我慢してきたね。僕の前では我慢なんてしなくていいからね”

と言ってくれました。今までこんな事を言ってもらった事が無かった私にとって一番嬉しい言葉でした。そして私は嬉しすぎて号泣してしまいました。そしたら私を抱きしめて、

“辛い事があったら僕を頼ってね。いつでも待ってるから”

と言って一緒になって泣いてくれました。私は人の温もりってこんなに暖かかったんだと初めて感じました。その温もりと優しい言葉に触れて私はまた号泣してしまいました。彼はそんな私の頭を撫でて、泣きながら“大丈夫だよ”とずっと声を掛けてくれていました。私は彼が居なかったら今頃この世にはいなかったと思います。でもなかなか逢えないので本当に辛いです。

私は愛情に飢えているんですかね。自分でも自分がよくわかりません。でも、今の実家が大嫌いなことだけは確かです。ただ、家を出て行ったところで行く宛なんてないし、通帳は母管理でお金がないと何も出来ないので、家を出ていくことも出来ません。逃げられないって辛いですね…私の人生、赤ちゃん時代から選択ミスばかりです…何から何までずっと選択を間違ってきた結果が今の私。母の元に産まれてきたところから間違いだったのかな…要らないなら捨ててくれて良かったのに…そっちの方がまだ楽だったのに…


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