君とUFO呼んで
すべり台の上で手を上げて
UFOを呼ぶんだって
背中合わせで変な呪文
そんな距離さえ耐えられなくって
逃げるようにこの場所降りたら
なんでか君に笑われて
やわらかな風に
君のシャツ揺れる
ペンキのついたままの頬
わたし
君が好きなんだ
文化祭も明日で終わるね
夜はもう夏の匂い
時間を止めてくれる呪文
君は教えてくれなかったから
バイバイをするまで自転車
ゆっくり押して歩いてく
自販機の明かり
君の顔照らす
また一緒にUFO呼べるかな
わたし
君が好きなんだ
こんな気持ち知らなかった
誰のせいかな
目を閉じたって君がいる
やわらかな風に
君のシャツ揺れる
ペンキのついたままの頬
わたし
君が好きなんだ
ひまわりと夏空
横切るUFO
隣で誰かが笑ってる
わたし
君が好きなんだ
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