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鎌倉の七福神巡りはココに気を付けて

浄智寺(布袋尊)

浄智寺は北鎌倉駅から鎌倉方面に歩いて15分くらいのところにある、踏み切りの手前を入った場所にあるお寺です。ハイキングコースの入り口付近にあるので、ハイキングをしたことがある方ならイメージしやすいかと思います。 浄智寺の入山料は二百円です。入り口に受付をしている人がいない場合は、二百円を箱に入れて入れるようになっています。

中に入った後は、順路が書かれているので、その通りに進めば良いです。最後の方に布袋尊が人差し指をどこかに向けながら佇んでいるのが見えると思います。 布袋尊は、「弥勒菩薩」の化身と伝わる不老長寿の神様。 布袋尊のお腹を撫でるとご利益があると言われているので、触らせていただきましょう。

浄智寺の後に巡る鶴岡八幡宮への行き方ですが 、ここで注意点をひとつ。 一日で回ろうとしている方や急いでいる方はバスを使うことをお勧めします。体力を意外と使うくらいの距離があり、途中は坂道なのであまり無理するのはお勧めしません。バスは20分に一本は通っていますので、浄智寺に入る前に、バス停「明月院」の
時刻表を確認しておきましょう。

鶴岡八幡宮(旗上弁財天社)(弁財天)

弁財天は芸能・開運の神様です。

ここでのポイントは弁財天様は鎌倉国宝館にいらっしゃるということ。参拝するだけでは七福神巡りになりません。ちゃんと国宝館によって弁財天にお会いしておきましょう。 源頼朝や北条政子が諸祈願を行なったとも言い伝えがあるんですよ。

宝戒寺(毘沙門天)

鶴岡八幡宮を逗子方面に歩いていくと、10分くらいで着きます。こちらは、 仏教を守護する四天王の一人 ともいわれる毘沙門天様。こじんまりとした寺内ですので、時間はあまり使いません。 御朱印所にも時間がかかることなく行けるので、とても便利。

毘沙門 天は病魔対敵の神です。

妙隆寺(寿老人)

妙隆寺は宝戒寺を背にして左の道路に進んで5分くらい歩くと着きます。 中国道教に起源を持つ 寿老人様に早速お会いしますが、こちらもこじんまりとしたお寺なので、所用時間は5分くらいです。

長寿の神ですので、こちらも欠かさずに。御朱印をもらうのもとっても楽です。

本覚寺(夷神)

妙隆寺を出て先ほど進んできた方向、海の方へ歩いて5分で本覚寺に到着します。
本覚寺は 商売繁盛の神 恵比寿様なので、商売繁盛を願って、地元企業も多く参拝にくる神社。周辺の有名企業は、和菓子の日影茶屋や、材木座海岸にあるアマンダンブルーなどなど。
そのせいか、初詣で配る大福は日影茶屋のものなんです。
源頼朝が恵比寿様を祀ったのは幕府の裏鬼門に当たっていたから。恵比寿様をは幕府を守る神だったそうです。

エビス様に会う時の注意点は、参拝する場所にはおらず入り口付近に行かないとお会い出来ないことです。本覚寺内でちゃんと確認しましょう。

御霊神社(福禄寿)
御霊神社は、七福神巡りで最も小さなお寺かもしれません。場所は長谷寺を出て大きな通りに出たら右手を歩き最初に右手に出くわす小道を入ってまっすぐ進むとあります。
あまりに小さいので、ほぼ七福神巡りの方以外はいらっしゃらないかもしれません。でも、幸福と財宝の神様。しっかりとお会いしておきましょう。
宝蔵庫にいらっしゃいます。

長谷寺(大黒天)
長谷寺は紫陽花の季節にも有名なお寺です。
交通系ICカードが使える鎌倉でも珍しいお寺。入山料は400円。入り口から入って右手にある大黒堂へ行くと、財福の神である大黒天様に会うことが出来ます。大黒天様は非常にカラフルな色づかいになっており、全身を触ることができます。頭から足の方まで触る方もいればお腹など、一部だけ触っていく方もいて、それぞれです。
実際にはどこを触るからご利益があるというわけでもないようなので、触らなくても良いようです。
ちなみに宝物館にもいらっしゃいます。

江ノ島神社(弁財天)
こちらは七福神でも江の島まで含めた場合に七福神巡りに入るというなんとも微妙な言い回しの江ノ島神社。弁財天様です。江ノ島の中にある神社です。

坂道や階段がかなり多いので、足腰に自信がない人はやめておいたほうが良いです。

御朱印は??
色紙と御朱印帳があります。色紙は500円と1000円で、デザインも若干異なりますので、お好きなほうを。御朱印長は700円です。
御朱印自体いただくのに、各お寺で300円必要です。

七福神巡りでパワーをもらっちゃいましょ
七福神巡りは、鎌倉周辺の地理にある程度明るい方であれば、全て徒歩でも半日程度で回れてしまうと思います。
ただ、あまり鎌倉のことを知らない方は無理せず、バスと江ノ電を利用するのが、七福神巡りを楽しく回るコツです。

無理のない七福神巡りをして、たくさんパワーをもらいましょう!

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