◆現実認識の裁ち直し(2)言葉は分節体系として、二重の恣意性(非必然性という方が感じをつかみやすいが)すなわち、現実をいかに切り取るかという恣意性Ⅰと、当該言葉のシニフィアンとシニフィエをいかに結合させるかという恣意性Ⅱを有する。恣意的である以上、ここに原理的な自由が存在する。

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