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◆『「論理的思考」の文化的基盤』(渡邉雅子)の思考表現の4スタイルからすると、私の思考は法技術原理だと思う(もっともイランのエンシャーにおける神と法には違うものを置いているが)。故にA→B→A´のダイナミクス、範型・事例比較や類推、レトリック(佐藤信夫の)が親和的となるのだろう。
◆(つづき) これを近代以降の日本に敷衍すると(単純な図式化に陥る危険もあるが)、①古来の神道・ヤマト文化、②外来の儒教及び仏教、③近代原理、ということになるだろうか。これら三極の矛盾衝突・緊張調和の取り組みは混迷を続け、いまだ深みある切り結びに至っているようには思われない。