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112.孤立と孤独。海外在住の半数弱が孤独?

(モスクにはツバメの巣が多くある。現地の巣造りも大切)

外務省が調査したところによると、海外在住日本人の半数近くが孤独感を感じているようです。

調査期間中は私も海外在住でしたが、アンケートは来ていません。
日本人会などのルートでしょうか🤔

最近の研究では、孤独感は1日15本の喫煙と同程度、健康への悪影響があると言われています。

孤独感を抱える人は、対策を考えた方がいいと思います。

孤立と孤独は違う

ここからは、私の状況を書いてみます。

前提として、「孤独」と「孤立」は違います。
寂しさなどの主観的な感情に繋がるのが孤独、客観的に一人であることが孤立です。

私の状況を俯瞰すると、まあまあ孤立していると思います。

・半径100キロ以内の日本人ゼロ
・当初予定国の同期隊員はバラバラに
・派遣時期は二次隊、しかし自分だけ一次隊
・一人暮らし(※国によってはホームステイ)

では「孤独」か、と言われると、そうでもありません。

一人暮らしには慣れていますし、現地でもネットでも、人との繋がりを実感できるからです。

現地では、1Fのお店で気軽に話せる大家さんとそのご家族、いつも笑顔で親身な所属長をはじめとした配属先の方々に暖かく迎え入れて頂いているという実感があります。

「居場所」のあるありがたみ、とでも言えるでしょうか。
これがなければ、孤独だったかもしれません。
周囲で支えてくれる方々には、感謝しかありません。

また、何かあったら相談できるJICA事務所の存在もありがたいです。

たまに話す隊員の方も居ますし、日本にも、私の活動を応援してくれている方々が居ます。無事に任期を終え、笑顔で帰国報告することも目標になっています。

今孤独を感じている海外の人も、どこかで繋がりを感じられる関係ができると良いのでは、と思います。

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