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88.明日、終わりが来ようとも

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学問する」(トマス・モア)

私の好きな言葉です。
先の見通しを持ち、日々を懸命に生きることの大切さを教えてくれます。

これは、異国の地でただ一人の外国人として暮らす今、とりわけ大事なことだと思っています。

任期中の活動計画は立てましたが、この期間を満了できる保証はどこにもありません。

自身が健康と安全に気を付けることはもちろんですが、異国においてはそれ以外の要因も多くあります。

コロナで全世界の隊員が帰国したことは記憶に新しいですが、中東情勢のみならずチュニジア国内での政情不安やテロ、あるいは日本だけでなくアジア諸国の心証が悪化するようなことが起きた場合、活動の継続は途端に困難となってしまいます。

※アジア人は見分けがつかないため、たとえ日本でなくてもアジア諸国の心証が悪化した場合、街中等で心無い罵声や犯罪に巻き込まれるリスクは上がってしまいます。「日本は関係ない」という声は通りません。

今、自分がここにいる・生活できるのは、いくつもの支えと偶然の上に成り立っています。

その事実に感謝を忘れず、思い描く未来に向かって日々悔いなく生きたいです。

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