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123.バスのトラブルに遭遇した話

私が知る限り、チュニジアのバスは5-10分遅れることはあっても、遅れや運休が頻発する電車より精度は高いです。

が、今回は初めてバスのトラブルに巻き込まれました。

順調に進んでいた矢先、小さな町で突如バスが停車しました。

運転手を始め、乗客も次々に降りていきます。

たまにある小休憩かと思っていたら、エンジンも切られて車内がサウナ状態に🥵

何か違うと感じ外に出たところ、英語のできる親切な青年が

・エンジントラブルで動かなくなった
・今、代わりのバスを首都から手配している

ことを教えてくれました。

人が親切なこともそうですが、なんともチュニジアらしいなあ…と思ったのは、誰もカリカリしている人が居ないことです。

交通機関のトラブルは、日本であれば駅員に説明を求める人、困る人などが居そうですが、

ここでは、運転手と乗客が一緒にカフェでくつろいでいました。

チュニジアの人は、こうしたトラブルには理解があり、基本的に何かに追われて暮らしていることはないため、遭遇して怒る、焦る、途方に暮れることはまずありません。

仮にその後の予定があっても、「ンシャアラー」(意訳:何とかなるでしょ)の世界です。

すでにこの世界観に染まってきた私も、この手のトラブルでストレスに感じることはありません。
日本にいた時から慌てることはありませんでしたが、平常心が磨かれてきた感じです。

ちょうど昼時だったので、側のレストランに入ったところ、安い&美味い&店員さんがナイスガイととても印象が良かったですし、振替バスもほぼ1時間で来てくれました。

これが、何もない街道で故障していたら大変だったので、町中で良かったと思います。

偶然の中の幸運に感謝した一件でした。

たまたま入ったレストランが安い&美味

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