126.悩ましい誤解
(スース。旧市街の日陰は猫天国)
チュニジアでは、日本はもちろんのこと、アジアがよく知られていません。
ニーハオや中国語の真似事は、アラビア語で対処できる程度には慣れてきたのですが、悩ましいと思うのはこれです。
タイの「ワイ」のように、手を合わせ、軽く礼をしてくる人がたまに居ます。
どこで知ったのかは不明ですが、ニーハオと同じく「アジアだから(あるいは仏教徒だから?)共通だろう」と思われている節があります。
相手からは敬意が感じられるので、嫌に思うことはないのですが、失礼のないようにどう説明したものか…と考えてしまいました。
今は、謝意を示しつつ「それはタイのあいさつ
です」(日本人は挨拶で合掌しない)「アジアは国ごとに文化や言葉などが全然違います」と伝えています。
これも、この辺りで唯一のアジア人である自分の役割だと思っています。
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