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87.チュニジアで難しいもの②

(活動場所。この日は数名の初級英会話)

続いて難しいと感じるのは、チュニジア人の「時間感覚」「約束事」です。

もっとも、これは途上国に行く隊員の多くが経験するようなので、チュニジア独自のものではなさそうです。

私が感じるのは以下のことです。

・先の予定があいまい(あってないようなもの)
・予定が突然生まれる、または消滅する
・時間通りに始まらない(公共のサービスは別)
・約束の時間に遅れる、または来ない
・時間は「だいたいこのくらい」
・しかし終業時間はキッチリ終わる

約束事も、直前に決めたはずなのに、了承したはずなのに、「忘れていた」「別のことがしたくなった」「寝ていた」など、様々な理由で流れていきます。
「またか…」と何度思ったか分かりません😅

約束をするということに対し、日本人のようなコミットメントがありません。その日暮らし、気分次第といったケースが多い印象です。

これらは南欧や中南米など、ラテン系の文化に幅広く見られます。
沖縄の「ウチナータイム」にも近いでしょうか。

もちろん、生真面目で時間・約束を守る人は居るので、一括りにしてはいけません。

私は、以前にこの文化圏の人々と接していた経験があるので、多少の免疫はあります。
が、活動するとなると、改めて難題と感じます。 

語学は継続学習が大切なのですが、「行けたら行く」が通常運転の彼らと、定期的な活動ができるのか。付き合い方を模索する日々が続きます。

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