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120.四半世紀後、1万キロ離れたアフリカで。

(この日はカタカナを紹介し、「チュニジア」を書く練習をした)

日本語クラブが軌道に乗ってきました。

夏休みに入り、常連の子に「活動日は毎日やるよ」と話したところ、口コミで参加者が広がってきました。
お陰様で連日盛況の忙しい日々が続いています。

そんな中、先日紹介した日本愛溢れる少年が、一冊の本を持ってきてくれました。

日本地図も漢字も素晴らしい。てめえ!はアニメより

森村誠一『社賊』(廣済堂文庫)の初版本でした。

日本が好きな少年を思い、祖父が古本市から探してきたそうです。
全て日本語のため、意味はまだ分かりませんが、日本との繋がりを感じるものとして大切に持っているとのこと。

この本は1998年11月刊なので、実に四半世紀もの時を経て、一万キロ離れたアフリカで、私の前に現れたことになります。

ここに来るまでに、どんなドラマがあったのでしょうか。

偶然に偶然が重なった巡り合わせに、感銘を受けました。

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