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124.イスラム暦新年(Hijiri)
(世界のあいさつ。どこまで分かりますか?)
「明日は休みよ」と、前日夕方に知らされる展開にも慣れてきました😅
そんな本日、7月7日はイスラム暦の新年(ヒジリ:Hijiri)です。
預言者ムハンマドが、メッカからメディナに遷都(ヒジュラ)した622年7月15日がヒジュラ暦の元日となっているためです。
まだ15日ではありませんが、太陰暦のイスラム暦は年間約354日となっているため、ユリウス暦
123.バスのトラブルに遭遇した話
私が知る限り、チュニジアのバスは5-10分遅れることはあっても、遅れや運休が頻発する電車より精度は高いです。
が、今回は初めてバスのトラブルに巻き込まれました。
順調に進んでいた矢先、小さな町で突如バスが停車しました。
運転手を始め、乗客も次々に降りていきます。
たまにある小休憩かと思っていたら、エンジンも切られて車内がサウナ状態に🥵
何か違うと感じ外に出たところ、英語のできる親切な青
122.チュニス滞在記
首都滞在中の小ネタを紹介します。
地名でGO
流しのタクシーを捕まえるのにも慣れてきました。
行き先の固有名詞(ホテル名など)が伝わらなくても、地名を言えば大体分かります。
細かい場所は、近くなって伝えています。
Boltという配車アプリを使うと、目的地が運転手と共有され、行き先を指示せず行ってもらえるので楽なのですが、流しより2-3倍は高くつきます。
そのため、タクシーの多い場所ならまず
121.語学フォローアップ研修
(赴任後研修と同じ場所。懐かしい空気)
本日より5日間、語学のフォローアップ研修で首都に来ています。
世界共通かは分かりませんが、私の場合活動にも直結するので、まとまった勉強時間を頂けるのはありがたい限りです。
毎日ネイティブと接していますが、断片的に意味を聞くことはできても、根掘り葉掘り質問することはできません。
またとない機会に、みっちり学んできます。
頼りになる辞書アプリ
最近はこ
120.四半世紀後、1万キロ離れたアフリカで。
(この日はカタカナを紹介し、「チュニジア」を書く練習をした)
日本語クラブが軌道に乗ってきました。
夏休みに入り、常連の子に「活動日は毎日やるよ」と話したところ、口コミで参加者が広がってきました。
お陰様で連日盛況の忙しい日々が続いています。
そんな中、先日紹介した日本愛溢れる少年が、一冊の本を持ってきてくれました。
森村誠一『社賊』(廣済堂文庫)の初版本でした。
日本が好きな少年を思い
119.バカロレアの一次発表
(私立学校の門前。センスがある)
先日のバカロレア試験結果が発表されました。
※バカロレアは、高校修了と大学入試を兼ねた試験で、合格率は5-6割です。
チュニジアの教育制度は、先輩隊員の記事に詳しくまとめられています。ここでは、「日本との違い」について書きます。
違い①結果が全て公表される
誰が合格/不合格か、だけでなく点数まで公表されます。
仲の良い青少年が何人も合格していたのは吉報で
118.スファックス(チュニジア第二の都市)訪問
先輩隊員のイベント参加のため、南部のスファックスまで行ってきました。
(バスを乗り継ぎ7時間…遠かった。。)
スファックスはチュニジア第二の都市ですが、人口は約33万(2014年)と、日本の中核市くらいの規模です。
ここは観光資源が豊富なわけではありませんが、経済の要衝で、勤勉な人がとても多いようです。
他の街ではよく見る、昼間からカフェにたむろする大人はほとんど見ませんでした。
近年は、イ
117.中東、猛烈な暑さ。
今朝、路上に血だまりが広がっていました。(画像加工済)
事故?喧嘩?と気になりましたが、
あまりの暑さに鼻血が出た
とのこと。
それもそのはずです。
連日最高気温が40℃を超えており、凄まじい暑さが続いているためです。
よく、「海外では湿度が低いので、日陰に入ればひんやりするよ」「エアコンは要らないよ」という話を聞きます。
在住者の体感としては、確かにここの湿度は10〜20%台と低い
116.イスラムの犠牲祭
6月16、17日は「イード・アル・アドハー」と呼ばれる犠牲祭です。
初日は配属先を含む、ほぼ全ての施設・サービスがお休みです。
朝の4時頃から、長い時間祈りの言葉が流れました。
ラマダンの約2ヶ月後に行われ、チュニジアではラマダン後の祝祭を「イード・スリーラ(=小)」と呼ぶのに対し、こちらは「クビーラ(=大)」と言われます。
この祭りでは、牛や羊が神に捧げられ、その後に肉を家族や近所の人と頂
115.国際フェスティバルのもう一つの「顔」
(毎年、夏の夜に世界遺産で開催。任地の風物詩となっている。©️Teboursouk photography)
6月末から12日間、近郊の世界遺産・ドゥッガ遺跡で国際フェスティバルが開催されます。
チュニジアの著名歌手だけでなく、今年はシリアやパレスチナからも来るようです。
深夜の移動はできないため、私は行けませんが、コンサートは22時開始、真夜中まで盛り上がるとのこと。
会場が2000年以上
114.遥かアフリカから、日本への片思い
(アニメから日本語を学んだ子が書いたもの。胸熱)
夏休みになって、私の日本語クラブに初めて来た子がノートを見せてくれたのですが、
あまりの出来栄えに感動しました。
別のページには、ひらがな、カタカナを練習した形跡もあります。
彼はまだ11歳の少年なのですが、アニメが好きで日本語を学びたくなったそうで、独学で意味を調べて書いたとのこと。
その熱意が嬉しくなりました。
チュニジアでは、彼の
113.チュニジア暮らしのリアルな話
たまには、日常生活のことも書いてみます。
深夜の生活音
日照時間が長くなり、日の出前のアザーン(礼拝の呼びかけ)も早くなってきました。
今は夜中の3時台に、大音量で流れます。。
時間にすると数分程度ですが、「礼拝は睡眠に勝る」という文句の通り、私の睡眠を打ち破ってきます…
※敬虔な方はモスクへ向かいますが、私のように二度寝する人も多いです(あるいは気付かない)。
日本だと、夜または早朝
112.孤立と孤独。海外在住の半数弱が孤独?
(モスクにはツバメの巣が多くある。現地の巣造りも大切)
外務省が調査したところによると、海外在住日本人の半数近くが孤独感を感じているようです。
調査期間中は私も海外在住でしたが、アンケートは来ていません。
日本人会などのルートでしょうか🤔
最近の研究では、孤独感は1日15本の喫煙と同程度、健康への悪影響があると言われています。
孤独感を抱える人は、対策を考えた方がいいと思います。
孤立
111.長い長い、夏休みへ
(犬達もじっくり休んでください。密度高すぎ)
6月1日で学年末試験が終わり、生徒たちは3.5ヶ月強の夏休みに入りました。
※バカロレアの試験は6月5日なので、受験生はあと少しです。
この期間、生徒たちは完全フリーです。
宿題も全くありません。
よって遊び放題、生活リズムも乱れ放題です。
学習の定着はどうなっているのでしょうか。
この期間は、家族で沿岸部などのリゾートや、親戚の家へ出かける
110.明日は我が身のインフラ事情
日々のニュースには、協力隊派遣国のものも多いので、目を止めて読んでいます。
最近では、メキシコや南アフリカといった、途上国としては上位の国でも、停電や断水のニュースが出てくることに意外な印象を受けました。
地域によるのでしょうが、年間300日も停電されていたら生活は困難でしょうね…
メキシコは飲料水が「枯渇」とあるので、より深刻です。熱波とひょうの件もあり、気候変動の世界的な影響を感じます。
109.チュニジアで言ってはいけない日本語
※日の出の礼拝が早いため、朝4時半でもカフェの明かりは点いている。モスクから戻ってくる人達の止まり木となっている。
先日、日本語のレッスンで単語を紹介していたところ、生徒から
「それは絶対言わない方がいいよ…」
と言われた単語があります。
こちらです。
えっ、猫???
と思った方、正解です。
「ねこ」は、チュニジア方言の放送禁止用語(英語のFワード)と発音が非常に近いそうです。
猫