採用活動の早期化に思うこと

内閣官房からの要請という形で、24年3月卒業学生に対する採用活動のスケジュールが出ています。それによれば、今日3月1日から広報開始ですが、ほとんど有名無実になっていて、実際には夏休みのインターンシップから引き続いて早期選考という形で、既に採用試験、内々定まで出している企業が相当数あります。企業側(特に経営者側)には、優秀な人材を早く確保したいとの(焦りにも近い?)思いがあるようですが、そんな時期(3年生の後期)に就職先を決められる学生は、(少なくともうちの大学には)ほとんどいません。内々定出したものの辞退される、あるいは、入社後数年で転職されるのがおちなのではないかなと思っています。
早期化は、採用側も負担は大きく、就職する学生側も指導する教育側も誰も得しないものだと思っていますが、なぜか毎年毎年前倒しになっていて本当に困っています。教育側で連携して声を上げていく必要があるのかもしれません。


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