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TSL3周年を迎えて

3年間を振り返って思うこと

本日2021年9月1日をもって、法律事務所(TSL)を始めて3年が経ちました。

これまでを振り返ってみると、まだ3年しか経っていないとは思えないくらい濃密な時間を過ごすことができました。

開業初期の頃、想定以上にクライアントが増え、ハイペースでオフィス移転や増員を行い、ある意味浮かれていた時もあれば、人の問題や資金繰り、感染症の影響による需要減少に不安を覚え、眠れない夜を過ごしたこともありました。

当初3年で達成するはずだった所属弁護士数50人という目標にはまったく届いていませんし(現在16人)、上手くいくことよりも上手くいかないことの方がはるかに多く、理想と現実のギャップにうんざりしてきました。

でも、いまの自分には、心からやりたいと思えることがあって、自分のことを信じてついてきてくれる仲間や家族がいます。

やりたいことがあり、それを実現するための仲間と出会えて、彼らと一緒に過ごせる場所ができたというだけでも、この3年間には大きな価値があったと思っています。


これからについて

これから先も何があるかわかりませんし、上手くいくかどうかは運にも左右されます。

その中で自分ができることは、以下の二点に集約されると考えています。

①自分のやりたいことをやる

やりたいことを見つけて、それを実現するにはどうすれば良いのかを考えて実行していきます。具体的には、アイディアを練って、仲間を集めて、物事を実現していきます。

②責任を果たす

やりたいことをやる際には、それに伴う責任が発生します。具体的には、家族に対する責任、組織に対する責任、クライアントに対する責任、取引先に対する責任などがあると思うので、それら一つ一つの責任を果たしていきます。


3年後にどうなっているか

「ここから3年後にどうなっているか」については、まったくわかりません。もちろん経営指標としての目標や計画はありますが、その通りに実現できるとは限りません。

ただ、3年後に振り返った時に「最高の3年間だった」と言えるかどうかは、どれだけ自分のやりたいことをやれたかと、どれだけそのための責任を果たせたかで決まると考えています。


「やりたいことがあって、それを実現するための仲間がいること」

この奇跡のような幸運を噛みしめながら、次の3年間でも、いけるところまでいってみたいと思います。


弁護士法人東京スタートアップ法律事務所

代表弁護士 中川 浩秀

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