見出し画像

【人生クッキング #003】嘘をつく環境に身を置かない

こんにちは、ひろげとんです。
前回の記事は文末に載せております。
今日のトピックは「嘘」についてです。
ぜひ見ていただけると大変励みになります。

では、本題に入ります。

1. アフェクションレス・キャラクター

皆さんは人生を振り返って一度も嘘をついたことなく、清廉潔白に生きていると自信を持って言える方はいますか?おそらく少ないと思います。
もちろんそれが人間であり、それができるのも人間だけです。嘘をつかないといけない状況で嘘をつかずに正直に話して返り討ちになった経験をお持ちの方もいるでしょう。
では、僕はどうなのか。僕はこの20何年間で前半を主に数えきれないくらいに嘘をつき続ける人生でした。最初は信用ない人間や信用に足らない人間にのみ嘘をついていましたが、その内慣れて誰にでも選ばずに嘘をつくようになってしまいました。世間で言う「息を吐く様に嘘をつく」、まさにこの状態でした。もちろん人には嫌われましたが気にしていませんでした。何故こうなったかは幼少期に遡って話をした方が分かりやすいので、解説します。

幼少期はほとんど母という存在から遠ざけられた人生でした。遠ざけたのは母ではなく、実父です。
最近「アフェクションレス・キャラクター」という言葉を知りましたが、知った際に乳幼児時代ではないにしろ、僕は昔近い状態だったと驚きました。

【アフェクションレス・キャラクター】
ジョン・ボウルビィ(1907 - 1990)という精神分析者が唱えた言葉で、一見愛想がよくて礼儀正しいが、猜疑心や嫉妬心が強く、心から他人に愛情を示すことがない、平気で嘘をついたり物を盗むといった性格傾向になる人達のことを言い、これらの傾向は全て幼少期の親から受ける愛情に起因する。
このアフェクションレスと精神病者とは明確な区分けをしており、幼少期の母親の愛情、父親の愛情を感じなかった子供が成長していくことで、このような精神病者的な人格形成がされてしまいがちである事を警告している。

【ジョン・ボウルビィ】
イギリスの医師であり、精神分析家。
乳幼児が母親またはそれに代わる養育者から母性的な養育を受けられなくなる「母性剥奪」に関する研究をしたことで有名である。また、その研究から発展して、乳幼児の直接観察を通して乳児が母親に抱く愛着についても研究し、愛着が本能的・適応的行動であると示した。
そして、比較行動学の生得的行動パターンの考えやピアジェの理論およびシステム理論を取り入れて、乳幼児の初期の発達を理論化した。
『愛着理論』などの著書が有名。

https://kokoronoiro.xyz/koko11016/
http://rinnsyou.com/archives/834

母としっかり会えるようになったのは2017年の3月、大学1年生の頃です。
母に育てられた記憶がほとんどない中での出会いでしたので最初はコミュニケーションを取ることさえできませんでした。この頃にはもう既に嘘をつく人間になっており、信頼できるそれも家族に対しても息を吐く様に嘘を並べていました。

嘘はいけない…分かっていても嘘をついてしまう。そして母とよりコミュニケーションが取れなくなり、母という存在は僕にとって敵である、と認識し始めてしまいました。
結局2021年の10月ごろにやっとホントの意味で嘘をつく人間から脱却できたのですが、そこに至るまでに約5年経ちました。
では、どう解決していったのか。そのプロセスだけでも話せればと思います。

2. 嘘八百ならぬウソ脱却

【嘘から脱却した5つの方法】
⓵嘘をつく人間と話さない
⓶信頼をおける人間とだけ付き合う
⓷コミュニケーションをよく取るようにする
⓸身構えない、リラックス
⓹誰かと話す際は毎回深呼吸する

⓵嘘をつく人間と話さない
結構真理だと思っていて、前までは嘘をつくような人間とばかり連んでいました。環境というのは面白いもので、引き寄せ引き寄せられる運動会の綱引きのようなもので、嘘をつく人とばかり付き合うと、その様な人ばかり引き寄せて「嘘つきコミュニティ」を作りあげてしまいます。そしてそこから脱却しようとしても、嘘をつく人間としか付き合いがないものだから他の環境を知らず、さらに人間は怠惰なものだから知らないなら知らないでいい、と新しい環境を知ろうとしないからまた新しい「嘘つきコミュニティ」に移住する、というバッドスパイラルに入ってしまいます。
なので最初からもう嘘をつく人間は僕のスペースからすべて遮断すればいい、という考えに変わり遮断に成功しました。

⓶信頼をおける人間とだけ付き合う
じゃあ嘘をつく人間全員遮断したら残る人たちはどういう人間性の持ち主か。答えは簡単で「信頼できる人たち」のみとなります。その人たちのみと付き合い、それ以上新しい人を増やさないことが大切です。何故なら嘘をついていない人たちとの付き合いが乏しく、信頼できる人たちの会話や話し方、感情にはどのような特徴があるのか、など知らないからです。例で言えば、嘘をつく人間とばかり話していた時代は話や感情に色を感じることができませんでした。簡単に言えば、「楽しくなかった」んです。
知らないなら学ばないといけなく、学ぶためには余計なノイズを入れてはいけないと僕は思います。このことにおけるノイズは新たな友人や知り合いにあたるので、学んでいる間は友達を増やしたり知り合いを増やしたりしないことが大切だと考えています。

⓸⓹
セットにした意味は、どちらも会話に至るまでのプロセスで考えることだからです。
⓸に関しては、その人のことを信用するためには自らが警戒して、パーソナルスペースを広げていては信用したい人と話そうと思っても信用したい人は自分の会話に入れなくなります。自分は身構えていません、と表示をしないと相手には伝わらないです。
⓹に関しては、話したいという思いだけで突っ走ると大体考えないで話すことになり、無意識下で嘘な繋がるような話をしてしまう可能性があるからです。深呼吸をすると冷静になれる確率が高まるので会話に入る前に行ってみるのもアリです。

以上、僕が嘘つき人間から脱却するために行ってきた主な方法や考え方です。

3. まとめ

嘘はいけないとは思いますし、人は離れていきます。でもそうしないと生きることができない人たちもいます。そういう人を助けられる人生を歩めることができれば、と思っています。

皆さん、どうでしたでしょうか?
何か意見などあればコメントいただけると大変嬉しいです!
では次回のNoteもお楽しみいただければと思います!
今後とも応援よろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?