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宇宙霊

真理は私たちの近くにあります。松下幸之助さんの教えによりますと、素直な心を持つ事により、宇宙の考えを取り込むことができるという事です。

宇宙霊を感じ取る

宇宙は一瞬たりとも現状のまま止まることなく生成発展を続けています。それは宇宙の意志とも呼べるものです。この森羅万象全てのものを進化発展させて行く宇宙の流れと同調するかしないかで人生や仕事の成否が決するのではないかと思います。この宇宙と調和していくような考え方や生き方を取るならば人生や事業に素晴らしい成果を残す事ができるでしょう。

それでは宇宙の摂理と同調する考えとは何でしょう。それはあらゆるものを受け入れ発展させようとするキリスト教でいう『愛』仏教でいう『慈悲』であり、言い換えれば優しく思いやりに満ちた『利他』の心なのだと思います。考え方は自由ですが、根底にこのような宇宙が本来持っているのと同じような『世の為、人の為』というような愛に満ちた考えを持つ事です。

真理は常に宇宙から発信されています。それを受け止める事ができる人もいますが大半は知識や常識といったもので凝り固まっている為にそれを受け止められずにいます。心が『空』の状態に至った時、つまり知識や常識で武装するのをやめて、素直な気持ちになった時に初めてこの真理が受信できます。

『衆生本来仏なり』つまり、私達人間は自分の中に本性として仏性を持っているのに、それに気づかずに遠くにあるものと思い込んでいます。江戸中期の臨済禅中興の祖と言われた白隠禅師座禅和算の一節に『遠く求むるはかなさよ』という言葉がありますが、真理や創造性は偉大なものであるだけに遥か遠くにあるものだと思っていますが、決してそうではないようです。

創造性は自分の中にあります。真我と言われ、宇宙霊の分け御霊つまり私達人間の心の中心にそれは存在します。それを引き出す為には本能や知識で凝り固まった自分の心を解きほぐして素直になる事で、いわば宇宙霊からの信号を受信するためのアンテナを高く上げる事なのだと思います。

エジソンの言葉に、『天才は99パーセントの汗と1パーセントの閃きによる』と言いました。新しい事を成し遂げる原動力は寝ても覚めても一つの事を思い続けるという強烈な思いと、ひた向きな打ち込みなのです。創造の領域で大事なのは強烈な思いと打ち込みであり、それが無ければ閃きや霊感は得られないと説いています。

新しい分野の仕事を開拓しようとするならば、霊感が得られるまで一つの事を考え詰める事が必要だと思います。

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霊が働く

子供の時には肉体が働くと言います。中年になると精神が働きます60歳を過ぎたころから霊が働き始め、70歳80歳になると次が見えるようになるらしいです。子供の時はお腹が空かなければ帰ってきません。中年になると損得しか見えません。これは仕方ないのです。みながそういう道を通ってくるのですから。私も霊力が強くなって早く先が見えるようになりたいと思います。

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