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有意注意で抽象思考

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自分の周りで起こっている事を注意深く見ていると様々な法則がある事に気付きます。体験を注意深く見て自分の魂を向上させましょう。
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2023年11月の記事一覧

加齢パターン

いい刺激 若いうちに本物や一流のものに触れておくといいといわれています。一流のものに触れていると人はそれを基準に評価するようになります。つまり無意識のうちに、いいか悪いか好きか嫌いか、正しいか正しくないか等の評価が出来るようになります。 そうして若い内にいいものを見る目を養っておけば常に高いレベルでものが見えるようになり、いいイメージを脳にインプット出来るようになります。ここまでくれば脳でイメージする事が現実のものになっていく事が多くなってきます。 大事な事は強烈な驚き

視る・観る・察する

NHKの番組に『チコちゃんに叱られる』というのがありますが、有意注意で生きてないと簡単な質問に答えられなくて『ボーと生きてんじゃねーよ』と叱られます。 視ると観る・察する 論語の為政篇に『その為すところを視、その拠る所を観、その安んずる所を察す』とあります。これを一生に当てはめてみますと、 30歳以下は『視る』………特に注意せず、ざっと世間を見るというイメージ 30歳から50歳は『観る』…有意注意と言い、自分の意志を持って世間を見る 50歳から70歳は『察す』……内省し

親鸞聖人の感謝の心

親鸞聖人は自分自身を『愚禿親鸞』と呼び自分はいわゆる煩悩も愛情も断ち切れない、どうしようもない人間だとしていました。そうした人間でも阿弥陀様の本願と言うか大きな慈悲によって全て救われるといわれています。だからそれに対して南無阿弥陀仏の名号を唱え、心から感謝報恩の念をささげる事が大切だと教えています。 人間は自分一人の力で生きているのではありません。天地自然の恵み、生活に欠かす事の出来ない様々な物質を大自然から与えられています。また多くの人々の物心両面にわたる労作があって、初