アリストテレスーニュートンーアインシュタイン 3

20世紀になると、時空概念に第二の革命が起きます。アルベルト・アインシュタインが、空間と時間は絶対不変というニュートンの考え方をくつがえしました。
アインシュタインは1905年、観測者の速度によって空間や時間は伸び縮みするという特殊相対性理論を発表します。さらに1916年には、物質の間に働く重力が空間や時間の伸び縮みによって伝わることを示す、一班相対性理論を発表しました。空間や時間は、物理現象の単なる入れ物ではなく、その中で働く重力と深く関わっていて、伸びたり縮んだりするというのです。
大栗博司:「超弦理論入門」参照

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