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ブルームーン

直訳すると「青い月」ですが、1か月に2回満月がある時、2回目の満月のことを「ブルームーン」と呼びます(諸説あり)。
今日の満月は2020年で最も地球から遠い満月。「マイクロムーン」とも呼ばれます。2020年、地球に最も近い満月だった4月8日と比べると、見た目の直径は約14%小さく、明るさは約30%も暗いそうです。
ちなみに特殊な状況下でないと、月が青く見えることはありませんが、赤っぽく(オレンジ色っぽく)見えることはあります。これは大気により現象で、朝日や夕日が赤く見えるのと同じで、月が地平線に近いときに、赤っぽく見えやすくなります。

1、2枚目は、19時前まだ高度が低いときに、3、4枚目は0時前、空のほぼ真上に見えるときに撮影した写真です。
色が違うでしょ。後半の写真はブルームーンっぽいかなぁ😀
日付変更線を超えて、2時ごろ外に出てみると、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスも見ることができました。
いわゆる「冬の大三角形🔺」

「月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど」
(月を見上げるといろいろな思いがあふれて悲しくなる。私ひとりのための秋ではないのに。)
大江千里-古今集
「やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな」
(あなたが来ないと知っていたら寝てしまえばよかったのに、とうとう明け方の月が西に傾くまで眺めてしまった。)
赤染衛門-後拾遺集
「嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな」
(嘆き悲しめと月はわたしに思わせているのだろうか。 本当は恋の悩みのせいなのに、まるで月の仕業であるかのように流れるわたしの涙)
西行法師-千載集

想月

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