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「英語を話せる」の誤解

私達は「上手に話せるという状態」が欲しいのか、「伝えたい」のか

僕ら日本人はどう言う訳か、「英語を話せる」≒「難しい単語、文法が使える」と言うとんでもない誤解を無意識レベルで信仰している人が沢山います。

以前、友人が言っていました。
「俺英語が苦手でIfの難しいやつ(多分仮定法過去とか過去完了の事)とか関係代名詞とかスピーキングで使えないんだよ」って。

それって、使う事そのものが目的になっていやしないか。しかも、
「難しい単語とかすらすら使って、周りの人がちょっと解り辛い流暢なのに憧れる」と言っていたりもして。

それって端的に言うと「伝わり辛い」訳で、コミュニケーションとして本来あるべき「相互の情報伝達と理解」から離れてしまっている。

わざわざ難しいことを好んで、わざわざ分かり辛い単語を使って難解にしようとする人はそうはいないとはお思いますが、上記のように言っていた私の友人の気持ちも分からないでもないと言う人も少なからずいるのではないでしょうか。

私はその考え、感情が悪だと言うつもりは毛頭ありません。でも、そう言った考えを持っている人は往々にして、シンプルに言う事に抵抗を持っている事が多いので、学習や能力の習得の順番に沿っていないですよね。

子供は簡単な言葉から話始めて、成長と共により複雑な文法、語彙を経験と共に習得す
訳です。

まずは簡単な言葉でもしっかり自分の意見をとりあえず、話しながら構築する能力。その後にBig Wordsなんかを取り入れていく作業をすべきです。文法も同じ事です。関係代名詞を最初から使う余裕なんて絶対ありませんし、使っても、「その文法を使うことそのもの」に集中し過ぎて、大抵は文中で迷子になります。何百人もそういう人をコーチングしてきました。😅

これを私のコーチングで精神レベルと技術(文法、語彙、内容、発音、イントネーション)の両側面から行うことで精神的に「俺は話せる!」って言う自信と、技術的な裏付けが備わるのです。独学でも然りです。両面からのアプローチ、まずは「簡単な単語でも、文法でもしっかり言い切る」事を忘れずに!😄👍

応援しております!!🌈📣

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