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「鮨東京よし田」まぐろ仲卸「やま幸」の山口社長監修×腕時計、宝飾品の名店「YOSHIDA」が最上級のおもてなし江戸前鮨。


1920年創業から1世紀を超えて
世界の名だたる腕時計・宝飾品を取り扱ってきた幡ヶ谷の名店「YOSHIDA(ヨシダ)」が
本物を追究し提供しつづけることで培った
哲学を食の分野に生かし
食においても空間においても
和を極めて完成させた江⼾前鮨のお店をオープン。
東京本店のある地元幡ヶ谷に
「鮨 東京 よし⽥」を
コロナ禍の2021年6月オープン。

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食材は、日本屈指のまぐろ仲卸「やま幸」の山口幸隆社長が監修を務めるお店。

新宿から甲州街道を西へと進み
幡ヶ谷駅の少し手前の
ごく庶民的な雰囲気の「六号通り商店街」に
真新しい黒い外壁の建物は
商店街の中でもひときわ存在感を放ちます。
2階の窓から見えるセラーも圧巻。

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【オープン日】
2021年6月22日

【店主】
大将の藤本大輝氏は

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H2年生まれの今年31歳
元祖鮨の名店銀座久兵衛で4年
海外で鮨を握りたい想いで香港「鮨とかみ」2年など修行し、今回のお店に大抜擢される。

【店内】
店内1階メインは
一際目立つ桜図の襖絵と松島を表した欄間に
手に入るまでに店舗の完成を遅らせたという
名⾼いアサクラの6mを超す⽊曽檜の⼀枚板カウンター席7席。
2階はフランスDRCや五⼤シャトーや⿊⿓の最⾼峰銘柄 ⽯⽥屋・⼆左衛⾨など
豪華で存在感を放つセラーに
⾦箔の天井と⽊曽檜製のL字カウンター8席〜10席。3階は厨房と事務所。

【シャリ】
お米は長野県永井農場のお米で
(鮨なんばさんと一緒のお米)
横井醸造の赤酢「與兵衛」を使った赤シャリと米酢「白寿」を使った白シャリを二種類を使い分け。
芯を少し残したシャリで
白シャリより赤シャリの方が気持ち硬めで
口の中でハラリと解けます。

【おまかせコース25,000円(税抜)】
▶︎マグロ突先巻き(ウニ入り)
鮨とかみと同じスタイルで提供
旨味や香りを凝縮したねっとりした口当たりで赤シャリが映えます。

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▶︎ブリ大根冷製
しっとりした口当たりに脂の旨味を感じます。
大根も味が染みて旨いです。

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▶︎箸休め
ワカメ、バイ貝、シャインリーフ

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▶︎クエと鰹お造り
藁の香りが良い気仙沼産の鰹に
五島列島産のクエは少し寝かせて
食感を残しつつもしっとり感があり
脂の力強さを感じます。

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▶︎タラの白子キャビア、金目鯛燻製
添えられているのは「招き猫最中」
中には奈良漬とカシューナッツ入り
可愛い見た目とは裏腹に摘みです!笑
キャビアの塩味と七味醬油の香り
白子のクリーミーさバランス良し。
金目鯛の燻製は身の蕩け具合と
皮のパリパリ感の食感があり旨い。

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▶︎香箱カニ
今年初、解禁されたばかりの香箱カニ。
濃厚な味わいで卵のプチプリっとした食感がクセになりますね。人に剥いてもらう蟹が一番美味しい。笑

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▶︎イクラ食べ比べ小丼
醤油漬けと低温調理した半熟の食べ比べ
爽やかと濃厚さを兼揃え
一緒に食べると食感の対比が分かります。
旨い。

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▶︎能登産モズク酢
お口直し

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▶︎松茸フライ 岩手県産
ザクッと噛むとジューシーで香り立ち込めます。

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▶︎ウナ松(鰻、松茸)
鰻は宍道湖産 松茸は岩手県産
松茸の香りと鰻の香りの足し算
1週間寝かせて自焼きした鰻の旨味と香りに
松茸の香りが素晴らしい。

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【握り】
▶︎シンイカ 白シャリ
ネタの食感とシャリの食感を一緒に楽しみ
素材の旨味を引き出す水塩が良いです。

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▶︎赤身 赤シャリ
北海道吉岡産 延縄 やま幸 188.4キロ
赤身のかすかな鉄分の酸味に
醤油で円やかさを身に着けた旨味。

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▶︎中トロ 赤シャリ
北海道吉岡産 延縄 やま幸 188.4キロ
酸味も甘味も大きく
柔らかく滑らかな舌触りが良い。
舌の中に溶け込んで沈み舎利と同化し蕩けます。

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▶︎大トロ蛇腹 赤シャリ
北海道吉岡産 延縄 やま幸 188.4キロ
脂が増して甘味がより強く感じ
シャリとの相性抜群。

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▶︎コハダ 天草産 白シャリ
しっかり塩を入れ酢は浅めに〆た
コハダは3日熟成。

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▶︎車海老 山口県産 赤シャリ
暖かめに提供されるレア仕上げ
ネタとシャリの温度感良し

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▶︎ 秋刀魚 白シャリ
半身で2貫しか取らない男前で肉厚な秋刀魚です。大トロにも負けない脂感が良いです。

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▶︎ 赤貝 閖上産 白シャリ
引き締まった赤貝はしなやかな肉質で
噛み締めると旨味を増していきます。
舎利が一緒に乳化する感じが良い。

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▶︎カワハギ肝和え小丼
生の肝と卵黄を和えている
卵黄でコクを出して
ねっとりしたカワハギで旨い。
卵は中村農場の八ヶ岳卵を使用。
濃厚な甘味とコクが特徴で味わいで濃いオレンジ色です!

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▶︎赤ウニ 愛媛県産
男前なボリュームのウニ軍艦!
ウニの濃厚さと爽やかな口当たり最高。

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▶︎穴子 対馬産
ふんわりと優しく仕上げ煮穴子で
煮汁の旨味に詰めの濃厚な甘味が押し寄せて来ます。

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▶︎ネギトロタク
マグロの突先を使った
シャリよりマグロの方が多いネギトロタク!
こんなん旨いわ。笑

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▶︎玉子

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▶︎しじみの味噌汁

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▶︎デザート
静岡メロンと和歌山シャインマスカット
バカラのお皿

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【まとめ】
ごちそうさまでした。

最高級の時計や宝飾品を扱う名店が
江戸前鮨を出すのだからこそ
食材もすべて最高級のものをという心意気が
ひしひしと終始伝わってきます。

鮨もお酒も器も
そのすべてにおいて最上を追究し
店内スタッフも
皆さんピシッとしたスーツ姿で
素晴らしい接客で最上級のおもてなしを感じます。

ここまで、店舗や器など
お金をかけている鮨店もかなり珍しく
非常に資本力を感じます。笑

この最上級の環境を活かすのも
すべては名店出身の若き藤本大将次第‼︎
これからすごい楽しみなお店を見つけました。

今後のご発展をご期待しております。
美味しく頂きました。

ありがとうございます。




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