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2週間のアメリカ渡航

みなさん、こんにちは。
KTと申します。

私は、現在大学四年生で来春よりベンチャーキャピタルの会社に就職します。 

今回は、自己紹介もしつつ、僕がアメリカ渡航をするに至った背景についてお話できればと思います。

ベンチャーキャピタル(VC)の仕事


ベンチャーキャピタルってそもそもどのような仕事かご存じでしょうか。

簡単に言うならば、これからビジネスを興そうとしているスタートアップ企業に対して投資を行い、企業の成長支援を行うビジネスのことです。

ベンチャーキャピタルと一括りにしたとしても、その様相は様々です。

例えば、企業の成長支援を積極的に行うハンズオンスタイルという投資スタイルもあれば、企業の成長支援に全く関与しないハンズオフスタイルという投資スタイルもあります。

またシード、アーリー、シリーズA、シリーズB、レイターといった投資フェーズによってもVCの特色が現れる為、非常に興味深い仕事だなと思います。

産業を創り出す仕事


僕がベンチャーキャピタルに強く惹かれた理由は、「産業」を創り出すことができるからです。

例えば、GAFAといったテック企業は全てベンチャーキャピタルの支援があって、インターネットという産業を創り出すことができました。

このベンチャー投資を積極的に行い、産業の中心地となっているのがシリコンバレーです。

シリコンバレーには、セコイアキャピタルをはじめとして、アンドリーセンホロヴィッツ、アクセル、クライナーパーキンスといった一流VCが何億何兆という資金を動かしています。

このように積極投資を行なっている結果、シリコンバレーからはGAFAを始めとして、UberやNetflixといった巨大テック企業が生まれています。

社会に強いインパクトを与えられる存在に


就職活動をする中で、色々な魅力的な企業に巡り合うことができたのですが、心の中ではモヤモヤしている自分がいました。

大手企業の与えるインパクトの大きさは十分に承知していますし、できる仕事も沢山あることは就職活動を通じて理解することができました。

ただ、なんとなく大手企業に勤めている自分が想像できず、ダイレクトに社会の変革を感じられるような業界に進みたいと考えていました。

そんな時、就職活動の説明会で「ベンチャーキャピタル興味ないか?」とお声がけ頂きました。

これが本当に自分にとって転機だったのだと思います。

ベンチャーキャピタルの仕事を理解していく中で、経済を動かすほどのダイナミックな仕事であること、産業を創り出せるほどのインパクトを残せる可能性があること、そしてなにより起業家とと共に奔走することができることに魅力を感じ、絶対にこの業界に進みたいと感じるようになりました。

プロ野球選手を目指すときのように


よく進路先を答える際に、「なぜその業界に進むことにしたのか?」という質問を頂きます。

深掘ると色々あるのかもしれませんが、小さい子供がプロ野球選手に憧れるみたいな感じで、僕もベンチャーキャピタルという仕事に憧れただけでした。

産業を創り出すということをミッションに仕事をしている投資家の方々がとてもかっこよく映りました。

ありがたいことに、志望先の企業から内定を頂き、投資家としてのスタートラインに立つことができました。

そこで、仕事を始める前に何かできることはないかと投資家の方に相談させて頂いたところ、「シリコンバレーに行ってみたら?」とアドバイスを頂きました。

プロ野球選手になるためにプロ野球の試合を見に行くように、シリコンバレーで投資をしている方々にお会いすることで、具体的なイメージをすることができるのではないかということでした。

そこで今回、色々な方々とアポイントをとり、シリコンバレーで投資をされている方々とお会いすることができるようになりました。

今回の渡航で何を得るか


①投資家としての具体的なイメージを持つ

シリコンバレーで活躍している方々とお話する中で、自分の将来像を具体化していきたいです。

やはり投資家と一括りに言っても、どの領域に投資するのか、どのステージに投資するのか、どの地域で投資するのかによってもその色は異なります。

投資家は、かなりその方の哲学が現れる仕事だと思います。とにかくリターンを出したい投資家もいれば、産業を創り出すことを使命としている投資家もいます。

その方々の哲学に触れることで、投資家としてのマインドセットを吸収したいと考えています。

②シリコンバレーの雰囲気を感じる


シリコンバレーは世界経済を動かすほどのインパクトを持つ、スタートアップの中心地です。

しかし、そんなシリコンバレーも元々は農園地帯でした。

それがスタンフォード大学を中心として、ヒューレッドパッカードができ、GAFAといったテック企業を生み出したことで、今のシリコンバレーができました。

渡航する前にシリコンバレーの歴史を勉強し、それぞれの企業がどのように経済に影響を及ぼしたのか理解することで、よりシリコンバレーというものを理解したいと思います。

また世界中の一流起業家や投資家はどんなところで仕事をしているのかを直に見てみたいと思います。

③同世代に発信できる存在に


同世代の方々と話をすると、とても魅力的なお話を伺うことができます。

だからこそ、そのような方々と情報を交換していきたいし、たくさんのチャレンジングなことに挑戦したいと思っています

僕自身はまだまだスタートアップに関して知らないことだらけですが、少しでもプラスな情報を発信することで、コミュニティのようなものも形成していきたいなと思っています。

今回の渡航を通じて、自分のキャリアにとってプラスとなるような刺激を沢山受けていきたいと思います!

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