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静岡県沼津市の美味しいもの:大中寺芋

静岡県沼津市と言えば
美味しいものがたくさんございます。

誰もが思い浮かべる沼津港の新鮮で美味しい海のもの
海鮮丼やお刺身等々。
駿河湾の風を利用した昔ながらの干物。
タカアシガニはじめとした、駿河湾の深海の恵み。
日本一の養殖アジやタイなども美味しいですね。

でも、海の恵みばかりではないのが沼津の良さ。

果樹系ならば
今が旬の寿太郎みかんやそのまんま食べられるこん太も
ございます。

野菜系ならば
栄養満点の新野菜プチヴェール、根方白ねぎ、カリフローレ

それと忘れてはならないものが、「大中寺芋」
代々受け継がれて育てられてきた在来品種です。

沼津には御用邸記念公園がございますが、その当時は
大正天皇はじめ、皇族の方々がご滞在された場所でございます。

大正天皇が特にお好きだったと言われる「大中寺芋」は
里芋系のものですが、大きな違いは、その大きさと
味わいに有ります。

子供のアタマほどの大きさになります。なお普通の里芋の
大きさの大中寺芋もございます。

また、
その名前の由来となった「大中寺」の芋と呼んで
所望されたその味は、とっても上品な味わい。

2019年2月11日(毎年同じ日)に、大中寺で行われた
「梅見の会」でも大中寺芋が振舞われました。

大きな大中寺芋を茹でて、食べやすい様に切り分けて
それを直火であぶり、仕上げに田楽みそを付けて頂きました。

他の料理法としては、煮物が一般的ですね。

生産量が限られているため、一般的な市場には
ほぼ出回らない「大中寺芋」
沼津市内でしたら、JAなんすん金岡直売所や
沼津駅南口そばのイーラde沼津、地下にあります
しずてつストアで販売しているときもございます。

見掛けました折には、ぜひ「大正天皇の愛した大中寺芋」を
お買い求めの上、その上品な味わいをご堪能下さい。


ぬまづ歴たび 代表:白妙博明

”日常”の何気ない風景の中に 富士山や沼津港(駿河湾)は溶け込んでいるのが沼津市の”あたりまえ” 沼津市や近隣の静岡東部地区の ”あたりまえ”のものにフォーカスした着地型観光や 体験型観光のツアーを企画、実施しております。