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HIROBA公式マガジン

水野良樹(いきものがかり)の実験的プロジェクトHIROBAの公式マガジンです。毎週金曜日にラジオ的長文コラム『そのことは金曜日に考えるから』が更新されます。その他の記事も随時更新…
ソングライター水野良樹が主宰するHIROBAの公式マガジンです。HIROBAは『つくる、考える、つ…
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2020年8月の記事一覧

水野良樹 「余白」インタビュー【前編】

新連載企画「余白」新連載企画をスタートします。その名もずばり「余白」。 様々な分野で活躍する方々に、ものづくりにおいての「余白」をキーワードにお話を伺っていきます。歌においての余白は歌詞の”行間”であり、メロディの”休符”なのかもしれません。すべてを細かく表現しすぎず、聴き手の想像に預ける工夫はポップソングをつくるうえで大事な要素です。 もしかしたら他の分野のものづくりにおいても、そんな「余白」がたくさんみつけられるかもしれません。建築における余白(=空間?)、デザインに

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Number 『Who is a dreamer?』が最終回を迎えました。

約5年にわたって担当したNumberの連載『Who is a dreamer?』が、本日発売された1009号で最終回となりました。 (こちら初登場の2015年882号。プロレス特集で表紙は棚橋選手で迫力満点↓) 5年前当時、文章の仕事など全くもって経験のなかった僕を書き手に選んでくれて、声をかけてくださったNumber編集部の皆さんに心から感謝申しあげたいと思います。 5年間の連載を挿画で併走してくださった画家の門馬則雄さん。 第1回の挿画と、最終回の挿画は対になってい

座談会企画「HIROBA茶会」水野良樹×山本彩 時代に流されない存在

古く日本では戦国武将から文化人まで、 それぞれの親睦を深めるために茶会を催したとか。 英国では社交の基本に「tea party」があるとか、ないとか。 小難しいことはさておき、お酒が不得意なHIROBAの水野良樹が、 どうやったら様々な分野の方々と交流がもてるのだろう。 「酒を酌み交わし、心を開いて本音を語ろうじゃないか」的な文化に、 全然とびこめない水野が考えたのが「そうだ、茶をしばこう」。 お招きするのは水野がお仕事やプライベートでつながりをもった方々。 毎回、茶会の主

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『HIROBAビジネス』 水野良樹✖️小泉文明後編

ヒットサービスやヒット企画、ヒット商品をつくった素晴らしい企業家の方々との対談企画 『HIROBAビジネス』第1回目は、鹿島アントラーズ代表取締役社長であり、メルカリ会長の『小泉文明』氏をお迎えしました。 前編に続いてお送りする後編では、2019年8月に代表取締役社長に就任された『鹿島アントラーズFC』について、今後のビジョン、挑戦したいことなどをお聞きしました。 今までの常識を変えなきゃいけないタイミング 水野:鹿島アントラーズの社長に就任されてから約1年。その中でコ

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水野良樹さん「余白」インタビュー【後編】 ~聴いてくれたひとがそれぞれ“自分の話をしてくれる”のがいちばんいい~

― いきものがかりの楽曲で「余白」を作るために、ギリギリまで迷ったフレーズやメロディーってありますか? これ絶対にいろいろありますね!まず「ありがとう」には、実は大サビがあったんですよ。実際に作品になったものにはないんですけど、最初のデモにはあるんです。昔のデモをいろいろ漁ったときに「ありがとう」が出てきて、こんな感じだったなぁって聴いていたら、途中でまったく覚えのないメロディーが流れ出して(笑)。多分、邪魔だからカットしたんだと思います。僕はどうしても、展開をたくさんつけ

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水野良樹×きくちゆうき対談【後編】    好きなことをやって、やればやるだけ前に進んでいきたい

なんかね…テレビ出るのって大変だなって思いましたね(笑)。 水野 僕は、なるべく早く自分の「やりたいこと」を終わらせて、いったん振り返りたいという気持ちがあるんですけど、今までの人生で振り返るタイミングってありましたか? きくち いや…。やっちゃったもんはやっちゃったし(笑)。あまり振り返ってないですね。水野さんは振り返るんですか?

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水野良樹×きくちゆうき対談【前編】   何もやってなかった人が何かをやりだしたら嬉しい

嫌なことがあると「これは5回ぐらい寝ないとなぁ…」って思います(笑)。 水野 『100日後に死ぬワニ』が終わってから、1~2か月経ったころに緊急事態宣言が出て、スタッフの方も含めてきくちさんとZoom飲み会をしましたよね。僕にとっての唯一のZoom飲み(笑)。あのとき何を話したかしっかりは覚えていないんですけど、いろいろ振り返ってみたりもして…。改めて、この数か月はいかがされていましたか? きくち うーん…。僕は特に変わらず過ごしていましたね。やっぱりコロナで外に出られな

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【後編】音楽文化と社会の結びつき

「TOKYO NIGHT PARK」柴那典さん対談 HIROBA編集版 水野 話題が変わりますが、柴さんはなぜ音楽ジャーナリストの道に進んだんですか?こういうことを聞く機会はなかったのですが。 柴 あくまで僕の定義ですが、音楽ライターの仕事と音楽ジャーナリストの仕事を分けて考えているところがあります。 水野 なるほど。 柴 音楽ライターになったのは間違いなく雑誌「ロッキング・オン」に就職したのがきっかけです。アーティストが新作に込めた思いなどを取材したりライブをレポー

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【前編】二極化の先にある可能性

「TOKYO NIGHT PARK」柴那典さん対談 HIROBA編集版   音楽ジャーナリストの柴那典さんを迎えたJ-WAVE「TOKYO NIGHT PARK」の対談。取材する側、される側として、これまでに幾度となく言葉を交わしてきた二人が語る“今、音楽にできること”、そしてビジネス、カルチャーとしての“音楽の可能性”。前後編のHIROBA編集版としてお届けします。 水野 こういった形で対談するのは初めてなので少し緊張しますね。 柴 そうですね。よろしくお願いします。

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