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真善美とは?


知性(認識能力)、意志(実践能力)、感性(審美能力)のそれぞれに応ずる超越的対象が美である。このうち、知性の対象を真とし、意志の対象を善として併置することは西欧古代、中世の哲学的伝統であった。またギリシアでは、美と善とは合して、「美にして善なるもの」kalokagathonという合成語となり、自然的、社会的、倫理的な卓越性をさすことばであった。

プラトンやカントの考え方からきている言葉だそうで、
僕なりの解釈を考えてみようと思います!


真理:本当の事 間違いでない道理
本当の事や間違いでない道筋ってそんなものは世の中に存在するのか?
きっと全員がこれこそ「真」である!って言えることって無いんじゃないかな?
あるとすると「今ここに生きている」って事かな。
これは間違いなく事実である。
あとは「幸せになる権利がある」って事かな。
生きている人全てが幸せでいられることは僕は無理だと思っています。
例えば勝負。
勝った方は幸せだし、負けた方は幸せじゃない。
全員が幸せになれるとするとこういった喜びは無くなってしまう。

生きているから幸せになれるわけではなくて、
生きているから幸せになる権利があって、そこに向かって挑戦できる。

生きているという事実と、幸せになる権利を生かして挑戦することが「真」なのかな??


道徳的にかなうこと 良いこと 多くの人が是認すること
なるほど。
これも一般的にいうと「人が嫌がることをしない」とか、
「法律で禁じられていることをしない」とかになるんだろうな。
こういう一般論で物事を判断するのはどうなんだろうか?って思うことも多々ある。
もちろん「人を殺してはいけない」ってことは全くその通りで、
先に書いた「幸せになる権利」を他人が奪うことは良くない。

良いことって人によって変わると思うし、
同じ人物でも状況が変われば変化することだと思う。
例えば、寂しいときに話しかけてくれたら嬉しい!
でも忙しかったりイライラしてる時に話しかけられると腹立つ。
同じ行為でも感じ方が変わってしまう。

となると、多くの人が是認する行為をするためには、
常に多くの人の感情や状況を把握しないといけなくなる。
僕は多くの人の感情や状況を把握した行動をするのは無理。
だからと言ってしないわけではなくて、
関わってくれている人や、今一緒にいてくれる人に対しては率先してその行動をしていきたいと思う。
関わりがない人のことを考えるのはそもそも接点がないから無理だしね!


美しいこと
知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの
これもまた難しい。
人によってその対象が何になるかは違ってくると思う。
僕の場合は女性に対してだったり、景色に対して思うことが多い。
女性に対して思うことは、体のラインがとても綺麗だと思う。
人間という生物としてみた時にって話をしているんだけど、
備え持った美しさで勝てる気がしない。
近づきたいから僕は筋トレをして体のラインを作るように頑張っているけど、
なんか美しくないよね😀

景色がなぜ美しいかというと、
人間のちっぽけさを常に感じさせてくれる存在だから。
僕の家の近くからは富士山だったり海だったりが見れる。
いつ見ても美しいし壮大である。
生きているとついつい自分にフォーカスしてしまい、
自分が世界の中心だと勘違いしてしまい苦しくなる。
でも自然を見るとすごく大きな地球の中にいる1人の人間であるということを再認識できる。
知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの
っていう意味で言う美で言うと自然が一番適しているのかな?

美しいって見て感じるものだけが対象じゃなくて、
美しい行動とかもあるよね。
美しい行動とかあるよねって言っておきながらどんな行動が美しいのかを考えてないんだけど。。。
きっとこれも「自然」なんだろうね。
いいことしてあげてますよ!って感じではなくて、
自然にしている行動なんだと思う。

美についてが一番長くなったのは、
僕は美については意識が高いからです!
美の神になりたい!って言ってるくらい😀

まとめ


真善美について考えてみましたが、
きっと今考えていることは今書いたことで僕の真実なんだけど、
きっと1年後には違った答えになっているんだと思う。

先にも書いたけど、
何か定義することって大事かもしれないけど、
定義できないものもたくさんあるよね。
人の感情ってのはその最もそうだと思う。

僕たちは人間として誰もが感情を持って生きている。
「こうでなくてはならない」って生きていくことなんて日々変化するから難しくて、
定義された人間を生きるのではなく、
その時その時の真、善、美を考えていくことが生きていく上で大事なことなんだろう。
この3つの要素はとても大事なことで、
これを考え続けて行動していくのが人生なのかな?

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