それが僕にできる最高のPRだと思う

2つだと思っていた点は2つではなかった。

よく見たら無数の点があり、僕はどの点を選んでもいいことに気がついた。

東京マテリアのPRは続けます。でもこの1カ月のようなやり方はしない。執着して、自分の手の届かないところに無理やり手をねじ込もうとするようなやり方はやめる。血眼になって殺気立つのもやめる。必死になって同情を引こうとするのもやめる。

自分の立場から無理なくできることをやる。あとはゲームの力を、相方の信念を信じる。僕は僕で前を向こうと思います。

このゲームは1年半かけて4人で作ったゲームだ。僕だけのものではない。みんなのものだ。そして最終的な責任をすべて追うのは相方だ。僕はどこまで行っても主体にはなれない。主体性を持つことは大事だと思うが本当の意味で主体になることは不可能なのだ。僕が最終責任を負うわけではないのだから。

12年前、志半ばで自分の傲慢さゆえに会社から弾き出された。あの時のリベンジマッチだという思いがあった。傲慢にならずリスクを恐れず出来うる限りの事をやる。あの時できなかった事をまた繰り返したら今の自分にOKが出せなくなる。そういう思いでこの1ヶ月やってきた。

今の自分を12年前の自分が見たらOKを出してくれるだろうか。そう思った。12年前の自分と対話してみた。もういいと言っていた。笑顔だった。成仏したように見えた。


気が済んだ。


「まだできることがあるのに何もやっちゃいない」

7月末に悔し涙を流し、暴走し、闇雲にPRしまくってきた。なんにもわからなかったから周りにSOS出しまくって、いろいろ教わりながら、助けてもらいながらやってきた。突発的に思ったことをやってみて、運が悪ければゲームの信頼が木っ端微塵になってしまうようなミスもした。

ニコ生をやり、youtubeをやり、ニコ動をやり、twitterをやり、プレスリリースをした。

ニコ生は一緒にPRしてくれる仲間と楽しい時間を過ごせた。

youtubeにあげた動画はまだ効果はない。

ニコ動はyoutubeよりも再生回数が多い。ニコニコ住民の気質を感じる。

twitterは問題ばかり起こした。僕自身のアカウントでの暴走は危険だった。「東京マテリアマルチ募集情報」アカウントはさっぱり。マルチをやりたい人の広場にはならなかった。「東京マテリア@隣の人」はその公式っぽさゆえに言動に制限がかかり身動きが取れなくなった。今は「東京マテリア@隣だった人」というアカウントになり、僕は1ファンとして毎日ゲームをやり、楽しんでいる姿を見せていければと思っている。

twitterはその手軽さゆえに危険で、扱いが難しい。

プレスリリースは3回打った。1回目はさっぱりだった。2回目、3回目はゲームメディアにターゲットを絞った結果掲載され、ツイッターでの拡散もあり新規ユーザ獲得にプラスに働いた。

すべてが初体験だった。手探りだった。今まで知らなかったことをいろんな人に教わった。たくさんのアイデアを頂いた。今までできなかったことができるようになった。

協力してくれた人には感謝の気持ちが絶えない。ありがとうございました。


おととい、8月末を持って制作チームは解散した。僕も制作チームだ。今後の運営に手出しはできない。運営は相方が信念を持ってやっている。僕はそれを見守るしかないのだ。


僕はもう東京マテリアの1ファンだ。

これからは制作者としてファンとして、このゲームを楽しむ姿を見せていきたいと思う。


楽しむこと。


それが僕にできる最高のPRだと思う。

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