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1ヶ月経って、Clubhouseで起きていること

Clubhouseを初めて大体1ヶ月が経ちました。
巷ではもう飽きたとか使い方がわからないとか色々ポジティブではない意見も沢山聴きます。まぁそれは置いておいて、僕が思うClubhouseで起きている残酷なまでの現象をまとめたいと思います。僕がどのようにClubhouseを使っているかは僕がフォローしている方々を見ると分かると思うのでCHにいる僕を見てみてください。CH内の検索バーで「hiroaki iwasa」で検索すると出てきます。


・言語感覚はやっぱり嘘をつけなかった。

Clubhouseは音声のSNSです。その人その人の言葉や言語感覚で繋がりや有意義な時間を過ごすためのツールです。Twitterはテキスト、インスタは見た目(写真)のSNSです。Twitterとインスタ共通でテキストや写真を使って「自分のイメージや理想」を作ることができます。そして、嘘を付くことができます。その作り上げた嘘で繋がりを持つこともできます。

その点CHは言語感覚(とアイコン)で繋がるSNSなのでどれだけインスタやツイッターで自分の理想を作り上げてもその作り上げた理想と自分の言語感覚にギャップが垣間見れる瞬間がめちゃくちゃいっぱいあります。例をあげるとインスタのフォロワーさんがいっぱいいる方(俗にいうインフルエンサーさん)のお話を数十秒くらい聴いていると、全然話の要点や目的が定まっておらず「あ、この方あんまり賢くないのかな。。」って思うことが1日に2回は必ずあります。これってかなりそのインフルエンサーの方にとっては痛手なので、自分が作り上げたイメージに合うような言語感覚を身につけるか、変にしゃべらない方がいいなと思います。この点で言語感覚はその人を明確に表す絶対的な要素だと改めて思っています。


・日本人が苦手なことを率先する人だけが楽しめる

CHは手を挙げて、自分の言葉で人を惹きつけることができる人が楽しめるツールです。もちろん聴き専のアカウントも多数ありますが、聴き専では自分が聴きたいことや言ってもらいたいことは基本的に聴くことができません。また視覚的にその人を認識できるのがアイコンのみなのでアイコンのセンスも問われます。基本的にアイコンのクオリティ(そのアイコンをみて人にどう思われるとか、どう思われたいとかが分かっていること)と言語感覚はリンクするので、CHでフォロワーが多い人のアイコンは基本的にセンスがいいし、プロフィールもしっかり書かれています。どんな人で、どんな言語感覚の持ち主なのか?が徹底的に問われるSNSだと思います。


・腐敗する瞬間的なコミュニティーから離れるセンスを問われる

CHは引き際がめっちゃ大切だと思います。引き際のセンスとでもいいましょうか。人それぞれCHに費やせる時間は有限でそれでもCHを使うということは何か自分にとって有益なことを得ようとしていることと僕は思っています。ルームを立ち上げて最初は少数で有益な時間になっていたけど、次々アカウントをインバイトすると瞬間的にでもルームの居心地が悪くなったりします。ここで自分の引き際を知っておかないと興味がない話を聞かされたり、「居心地が悪いルームにミュートでいる人」の印象を拡散することにも繋がります。これは結構CHでは致命的でその印象がCH内での初対面とか第一印象だったりするとずっとその印象に自分が引きずられます。ホント地獄みたいになっているルームもあって、怖いもの見たさに地獄ルームにちょっといたりもするんですが、まぁいない方がベターだと思います。


・人が少ないルームにこそCHの面白さが詰まっている

僕は基本的に人が多いルームには行きません。人が多いルームでは「私なんて、僕なんて」と思う人が多く、発言する際も緊張するので質問できる機会を得ても本心ではないことが多いなと感じています。その点人が少ない、ほとんど身内で固まっているルームにはその人の本音とか本当の言語感覚とかが結構溢れています。僕はその瞬間を見たり聴いたりするのがCHでの楽しみ方なので結構身内ルームにポツンと僕一人だけ部外者としていたりします。部外者の僕がいることで身内ルームに少しの緊張感と「他人に聞かれている」というバイアスがかかるので身内のみでは展開されなかったであろう話の流れになったりするので、その瞬間がもう本当に愉しかったりします。あーやっぱりこれがCHやなーと、いい気分になっていつも就寝します。

JK同士の会話なんてもうほぼほぼCH以外では聞くことができないので、本当に楽しいです。あ、こんな話をするんだとか、こんなことにJKは興味があるんだなとか、こんな1日だったんだとか、こんなことを不安に思っているんだとか、本当に愉しいし、発見が沢山あります。



僕はCHを初めて1ヶ月が経とうとしています。
CHを使いこなせない人は「飽きた」とか言い始める昨今、僕は飽きる兆しは全くありません。僕は基本的に人が多いルーム(僕が発言しなくてもトークが回るルーム)では発言しません。人が少ないルームや瞬間的に出現したルームにこそCHを使いこなすヒントが隠されていると思います。

多くのフォロワーを獲得しようとも思っていません。
フォロワーという数が大きいほど安心するのは分かりますが数が多いからと言って自分が何者かになれた訳ではありません。

CHは残酷なまでに言語感覚で判断されるSNSだと心にとめてこれからも使っていこうかと思っています。3.11以降、言語感覚という地獄に向き合っていた経験がこのCHを通じて何か自分にとっての価値になっている実感があります。

少なからず僕の話を聴きたいとか、
僕と話したことで今まで自分には無かった考え方を発見したとか、
もっとお話を聴きたいとか言ってくれるちょっと変わった方がいるので
そんな方々のためにCHを続けようと思っています。

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