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税理士法改正6

税理士試験受験資格の見直し

 現在、税理士になるためには、4通りの方法があります。
1.税理士試験に合格すること
2.税理士試験の免除を受けること
3.弁護士(資格を有する者を含む)
4.公認会計士(資格を有する者を含む)

 このうち1の税理士試験の受験資格要件が見直されました。税理士試験には会計学科目と税法科目があり、この度の法改正で会計学科目の受験資格を不要とすることとなりました。
 また、税法科目においても、受験資格の履修科目要件について、現行の法律学又は経済学の範囲を広げて社会科学に変更することによって、要件を緩和しました。

 現在、税理士試験の受験者数が減少しているといわれています。これが全て受験資格だけの問題なのかというのは少し疑問がありますが、門戸を広げることで選択が広がるということにつながるのは間違いありません。

 多くの人が、税理士を目指し業界が発展していくことを願います。

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