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情けは人の為ならず

おはようございます。

ひろteamNです。

この言葉ってわかっていても

実践することが難しい。

どうしても目先の利益を追いかけてしまう。

人に役立つことをしているのだから

利益を貰うのは当然だと思う。

社会はそれで成り立っている。

自分の利益を無視して善の奉仕を行えば

少なくとも自分の気持ちは清々しくなります。

でもこれって偽善・綺麗事?

今回は「情けは人の為ならず」を考察してみたいと思います。

「情けは人の為ならず」の本当の意味は?

辞書で語句を調べると、

情をかけておけば,それがめぐりめぐってまた自分にもよい報いが来る。
人に親切にしておけば必ずよい報いがある

情けは相手の為を思って行えば、

ゆくゆくは自分に良い報いとなって返ってくる。

今までその意味で解釈してました。

だから、冒頭のように実践することが難しいと思いました。

そもそも利益を追求するのが社会だし、

どうせやるなら少しでも儲けたい。

それが正直な思いですよね。

でも、「情けは人の為ならず」って全文があるんです。

実は新渡戸稲造が作った詩の一部分を抜粋しているのです。

全文はこちらです。

施せし情は人の為ならず おのがこゝろの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れても ひとの恩をば長く忘るな

「人に対し行った情けは、人の為ではなく

自分の心の慰めである。

人に対し行った恵は忘れても、

人からの恩は忘れてはならない。」

どうですか?

こちらの方がすんなり自分の心に入ってきませんか?

全文解釈してどう行動していくか?

全文を解釈すると自分でも行動する意味がわかってくる。

何か人の役に立つ、良いことを行えば、

自分の心が清々しくなる。

それだけでいいんです。

特段見返りを求めることではない。

だからすぐに忘れていい。

但し、人からされた親切、思いやり、善の行動は

長く自分の心に留めておきたい。

もし、その人が困った状態になった時は、

何かその人の役に立とう。

その気持ちが大事なのです。

まとめ

普段何気なく生活していると、

自分のした良いことは誇示したくなる。

人からされた嫌なことはずっと覚えている。

これだと自分の心が疲れるし、人からも良くは思われない。

だから逆なのです。

自分がした良いことはすぐ忘れていい。

人からされた嫌なこともすぐ忘れていい。

但し、人からされた良いことはずっと覚えておいてほしい。

誰かが解釈した辞典の言葉が全てではない。

その言葉を発した本人の

本当の意味を知るのは重要なことですね。


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