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為せば成る 為さねば成らぬ 何ごとも

おはようございます。

ひろteamNです。

「為せば成る 為さねば成らぬ 何ごとも」

有名な言葉ですね。

由来を遡ると面白い。

江戸時代の上杉鷹山〜

戦国時代の武田信玄〜

古代中国の書『書経』にまで遡ります。

本来の語源の意味と、漢字の違いについて

考察してみます。

「為せば成る」は古来より語り継がれている

「為せば成る為さねば成らぬ何ごとも」

私たちが広く知っている言葉ですね。

この言葉の由来・全文は

江戸時代、上杉鷹山(うえすぎ ようざん)(米沢藩藩主)の

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

になります。

行動を起こせばできる。

行動を起こさないと何もできない。

できないのは行動を起こさないからだ。

の解釈として捉えられます。

但し、上杉鷹山は

戦国武将の武田信玄の言葉

「為せば成る、為さねば成らぬ成る業を、成らぬと捨つる人の儚さ」

を参考にしたとされています。

できないと諦める人の儚さと綴っています。

さすが戦国武将、よりダイレクトに語ってます。

しかし、武田信玄が本由来ではありません。

更に参考した書物があるのです。

古代中国の書『書経』(諸侯や君主の政治上の心構えや訓戒を記した書物)

「弗爲胡成(為さずんばなんぞ成らん)」

だとされています。

元は古代中国まで遡るのです。

古代中国人から現代まで

何百、何千年と語り継がれているのです。

それほど、この言葉は真髄をついているのでしょう。

「為る」「成る」の違いは?

同じ「なる」と読みますが、

意味合いは異なります。

「為る」は行為(こうい)がわかりやすいですね。

行動するという意味が大きいです。

一方、

「成る」は成功(せいこう)する、

将棋の駒、歩が金に成るなどに使われます。

成し遂げる意味合いが大きいです。

つまり元々の語源、

「為さずんばなんぞ成らん」は

行動なさずして、どうして成功することができようか

という意味合いになります。

これは物事の真髄です。

成功したければ、行動しよう!!


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