英語を学び直したい人のための「ちょいと使える英語 Vol.5」
前回からの流れで今回のテーマは「日本語にならない英語」
日本語にはない表現、あるけど微妙にニュアンスが異なるフレーズ、使わない方がいい表現などをいくつか紹介します。
“Bless you !”
誰かと話をしている時にくしゃみをすると、間髪入れず”Bless you !”と言われます。これは「お大事に」ぐらいの意味。”Bless you !”と言われたら“Thank you.”と返します。相手がくしゃみをしたら、こちらから“Bless you !”と言いましょう。深い意味はなく、そういう習慣だと思ってください。
“Oh, my God !” “Jesus Christ !”
これは「ああ!」「こりゃ大変だ!」という意味の感嘆詞。映画やドラマでもよく出てくるので聞いたことはありますね。ただ、私たち日本人はあまり使わない方がいい言葉です。キリスト教の神に由来する表現ですから、クリスチャンでもない人が使うと、やや不自然というか奇異な感じがあります。
代わりに、“Gosh”とか”Gee”を使った方がいいでしょう。それぞれGod、Jesusの発音に近い感嘆詞で、直接的に神のことを口に出さない婉曲的な表現です。
“Shxx”, “Fuxx”
「くそっ」とか「チクショー」に相当する言葉。戦争映画ではこれでもかというぐらい連発されますね。あまりお上品な言葉ではないので、テレビや新聞などの公共メディアでは放送・掲載禁止。文字の場合は、一部の文字をxxにして隠します。この手の単語は4文字のことが多いので、“four-letter word”(4文字単語)とも言われます。オフィシャルな場や女性がいる場面では使ってはいけないという教育を受けてきた人も多くいるので、私たちは使わない方がいいでしょう。
私は若い頃に気楽にこの手の言葉を使って恥をかいたことがあります。。
Souvenir
さて、気を取り直して最後にこの言葉を紹介します。「スーヴェニア」と発音して、「お土産」という意味です。 例えば、“I bought souvenirs of the trip at the airport.”(私は空港で旅のお土産を買いました)
ここで注意しておくべきなのは、英語のsouvenirは「自分のためのお土産」という意味だということ。フランス語の「思い出す」という言葉が語源ですから、「旅の記念品、思い出の品」という感じ。一方、友人に買って帰るお土産はgift, presentと言います。旅の記念に自分用に買う絵葉書はsouvenir、友達や家族に買って帰る温泉まんじゅうはpresentです。
See you next time !
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