英語を学び直したい人のための「ちょいと使える英語 Vol.11」

今日は数や量の多さを表す表現について。

学校で、可算名詞にはmany, 不可算名詞にはmuchを使うと習ったのを覚えてますか?
・Recently many people are working at home. (最近は多くの人が在宅で仕事をしています)
・I don’t have much experience in sales. (私は営業の経験があまりありません)

People(人)は1人、2人と数えられるので可算名詞。可算名詞の前に置いて「たくさんの」を表すのはmany。
Experience(経験)は1個、2個と数えられないので不可算名詞。不可算名詞の前に置いて「たくさんの」を表すのはmuch。
なので、
・I don’t have much time today, because I have many meetings.
(今日は打合せが多くて時間がないんだ)
となります。
可算名詞、不可算名詞どちらでも使えるのが a lot of です。(lots ofも同じ意味)
・There are a lot of trucks on the street close to our office.
(会社付近の道路にはトラックがたくさん走っています)
 ・My boss has a lot of experience in life.(私の上司は人生経験が豊富です)

Thank you so much.と同じ意味でThanks a lot. という言い方がありますが、この”a lot”も「たくさん」というニュアンスです。

数をある程度具体的に表すフレーズもいろいろあります。
 ・a couple of :couple(カップル)なので「2つの~」ですが、「2,3の」という意味で使われることが多いですね。 "a couple of days"と言えば、「2~3日」です。
 
・a few :これも「2,3の」。a couple ofよりちょっと多いニュアンスですが、ほぼ同じかな。“a few weeks ago”は「2~3週間前」
 
・some, several:a couple of, a fewよりもう少し多い。それでも1ケタ台ですね。
 
・dozen:ここから2ケタ。発音は“ダズン”。1ダース(12個)ですが、10数個という意味で使われることが多いです。 “A dozen people joined the party.”(そのパーティには10数人が参加しました)

・hundreds of, thousands of, millions of:それぞれ数百、数千、数百万。規模感に応じて使い分けます。

最後に”generation”という単語について。たいていは「世代」という意味です。“Generation Z“(Z世代)と言えば、1990年代後半以降の生まれの世代を指します。”a generation ago”は「一世代前」ですが、英語のgenerationには概ね30年というニュアンスがあります。

今日はここまで。See you next time ! 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?