日常のことを書いています。 りんごジュースが好きです。コーヒーとチョコレートも。

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散骨しに行ったら灰で花が芽吹いた話。

※人の死についてというデリケートな話題です。一部生々しい表現も出てきます。ご留意ください。 父の散骨をしてきた。 つい数日前の話だ。七回忌。早朝に実家で母とふたり、お坊さんを招き、お務めをして、車を5時間(法廷速度内で)とばして父の地元を訪れた。 父は生前、自分が亡くなったら地元に散骨して欲しいと言っていた。両親にはそれぞれ実家のお墓があるけど、そこには入らないのだそうだ。一人娘のわたしにお墓の管理を任せるのは望まぬところらしい。 父も母も末っ子で、わたしはその一人娘

    • 孤高の人になりたい/なりたくない

      理想の自分はと聞かれると笑顔の素敵な人だとか柔らかい性格だとか色々答えている。どれも実際なりたい人物像だけど、そのもっと奥に密かな理想がある。 わたしは 「悩みなさそうだよね」 「毎日楽しいことしかなさそう。気楽そう」 って言われてたい。 そんな風に言われるわたしが、一番の理想だ。 5年ほど前、わたしは所謂メンヘラだった。毎日ふわふわした楽しい出来事をSNSに書き連ねながら時折激しく絶望を訴えていた。 消えちゃいたい。全部わたしが悪いんだ。どうしてわたしこんなな

      • 男の子だったらって泣いたわたしを一足跳びで越えてみた

        汎(ひろ)と申します。 汎用の『汎』で『ひろ』と読みます。広く行き届き、限りのない様を表しています。なんと本名ではありません。でも、本名になる可能性があった名前です。 これがnoteでのわたしの自己紹介。 今日はどうしてわたしがこの名前でnoteを綴ることにしたのか、名前の由来を書いてみようと思う。 30年と少し前、わたしが母のお腹の中に宿った時に、両親は考え抜かれた愛ある名前をふたつも用意してくれた。 ひとつは今の本名。女の子のわたしに。 そしてもうひとつがこの『

        • 日常と非日常の隙間をりんごジュースで埋めていく。

          読み物が好きだとSNSにぽろっと書いた。画像もない、面白みもない文章に、数人のフォロワーが反応をくれた。そこで思い返してみると、わたしは読み物を書くことも好きだった。 そんなわたしが誰に宛てるでもなく、どこにゴールするでもなく、何かを綴れたらと思った。 これはいつかのわたしが何か読み物を欲した時に気まぐれに振り返るかもしれないだけの話。 30歳だ。甲状腺機能障害で通院してもう5年ほどになる。このほど、採血の結果が芳しくなく婦人科も受診しなくてはならなくなった。 最寄り

        散骨しに行ったら灰で花が芽吹いた話。

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