散骨しに行ったら灰で花が芽吹いた話。
※人の死についてというデリケートな話題です。一部生々しい表現も出てきます。ご留意ください。
父の散骨をしてきた。
つい数日前の話だ。七回忌。早朝に実家で母とふたり、お坊さんを招き、お務めをして、車を5時間(法廷速度内で)とばして父の地元を訪れた。
父は生前、自分が亡くなったら地元に散骨して欲しいと言っていた。両親にはそれぞれ実家のお墓があるけど、そこには入らないのだそうだ。一人娘のわたしにお墓の管理を任せるのは望まぬところらしい。
父も母も末っ子で、わたしはその一人娘