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大震災と農家とSDGS

SDGSがはじまってから

農家とのギャップがあるなー
ってことがありました!😲


実家は専業農家です👩‍🌾


自分も長い期間実家で
働いていたことがあるんですが


2011年3月11日
東日本大震災

その日から起きた農業への変化


まずおきたのが風評被害

当時、福島での放射線流出報道により

ほうれん草などの野菜が
長崎でも売れなくなりました

もちろん農家は作った野菜を
売ることができないまま

大量廃棄することに


でも、風評被害などの要因に関係なく
お金を少しでも稼ぎたい農家からすると
売れる見込みの数よりも

多めに育てて収穫し


災害、不作、病気、天候不良など

さまざまな要因に備えた上で


売れ残りは、必ず廃棄します。


また、安心安全なものを作れば作るほど

農薬等を減らし

商品価値にならないものが増えます
(虫食い、成長不良など)


もちろん廃棄処分。


みなさんが食べてる野菜には


驚くほどの農薬が使われています。


家の野菜が、スーパーに売られている野菜のように綺麗に育たず、なかなか良い商品が作れずに悩ましい時がありました。


父に確認したところ、

安全で安心できる商品を作ることが
これからの時代になると、
努力してきた結果がそういう
商品へとなったわけです!


しかし、他者の安心安全よりも

自分達の今日を生きるお金が必要です。


実家では今、農薬は適度に適正にかけてます。


廃棄しなくてもSDGS

みんなが買い取ってくれるなら

風評被害なんてなければ

世の中難しいものです。


そして、円安の今

いろんな物の値上げにより、

野菜も高騰


今度は綺麗な商品も買い取ってもらえません。


SDGSみんなお金持ちではありません。

また、廃棄される食べ物。


これからも変化していく時代に


悩んで答えを出していかないといけませんね。


野菜の価値は、上がっても下がっても
生産性を悩ませることになります。


野菜で例えた価値の話しですが
みなさんの身の回りの物にも
そんな経験ありませんか?

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