見出し画像

【胃がん日記】退院後初診結果

退院後の経過

早いもので4/24の退院から2週間ほどたった。退院翌日に少量のパスタで激しいダンピングになり死ぬかと思ったが、それ以外はそれ程の後遺症は、ほぼなく過ごせたと思う。

体重も退院直前からほぼ変わることなく、推移していて落ち着いている。ネットで見るとたくさんの方が、止めどなく下がり続ける体重に、恐怖を覚えるとの声がたくさんあるなかで、とても恵まれた状態であるのだろう。

食事時間、食べた内容、排便回数などもアプリで管理し調整、ダンピングで悪かった物や、食事間隔が空きすぎないようにしている。今後はこれが必須になる。デベロッパーに感謝。

歩行も順調に継続できている、仕事に復帰したら倍くらいにはなるだろうが、最低限の体力作りはできているだろう。

血液検査

病院に行き、手続きをして採血へ向かう。昼からですいていた。すぐに呼ばれ、採血をしてもらう。血液の出も悪くない。水分摂取が少なかったりすると、血液の出が悪くなるらしい、今回入院して知った豆知識だ。採血から診察まで1時間ほどの間があったので、昼食をとる。売店でたまごサンドとアップルパイを買った。売店横のイートインスペースで、食べていると事務服の若そうな女性が、電話片手に近くに座った。聞く気はなかったが、"カメラで検査することになった"と聞こえてしまった。何かしらのよくないことが、彼女にも起こっているのかな?と思った。見た目には元気そうでも、何かしらの原因で苦しんでいる人がいることを病院に来ると再確認する。他人の辛さを感じてしまったりすると、メンタルが不安定になったりするので、今後気をつけていきたい。そんな時に目に止まったのがmuuteというアプリ。今はiOSのみの対応の様だ、ジャーナリングという手法を使ってAIが判断して事前に"こうしたらどうですか?"と提案してくれるらしいもちろん無料!とりあえず今日からやってみる。

診察結果

昼食も終わり、後遺症もなく診察に向かう。待合にいる人はがんの人が多いのだろう。自分より若い人は見当たらない、術前の人、術後の人、経過観察で受診の人、再発の人などそれぞれだろう。診察室に呼ばれ執刀医と再会した。
退院後の生活について聞かれ、答える。本当にびっくりするくらい順調と言われ、嬉しい。これで胃がんステージ1aが確定し、リンパ転移もひとつもなし、5年間の経過観察となり、治療は一区切りとなる。

血液検査の結果を説明してもらい、先生からの話は終わり。あとはこちらからの質問、

Qサプリは飲んではダメ?
A飲んでいい

Q眠剤はもらえる?
A2週間だけもらえる

Q生検の結果書面でもらえる?
A印刷してもらった

Q仕事の制限はなしでいい?
Aなし

Q変則勤務はやっていい?
Aいい

Qいつからやっていい?
A明日から

Q産業医と面談は必要?
A会社判断に任せる

Qアルコールはいつから?
A今日からオケ(度数の低いものから!)

Q次の検診の時は何を見る?
A血液検査と造影剤CT

Q余命宣告はある?
A再発したらあるかも

Q抗がん剤治療は?
Aなし

全てにおいて簡潔にテキパキと答えてくれるので、とても安心した。

受診後、上司に連絡結果を伝える。部署内で人員調整して、復帰時期をまた連絡くれると返事があった。長かった休みも、そろそろ終わりかもしれない、病気発覚前の今年2月頃から比べると15キロ程痩せた。会社に行けば"どうしたの?"と何度となく聞かれることだろう、聞かれたら正直に全て話そうと思うが、相手に重く受け止めさせてしまうだろう内容だから、言い方には気をつけたい。

きのうのオレンジ

タイトルの写真の本だが、主人公が胃がんになる話だ。まだ一章しか読んでないが、ありありと自分がたどってきた、がんと歩んできた道を思い出させる。そうだったねそうだったね、と。単純に本としても読み応えあるので早く読みたい。

今後について

次のnoteで今までかかった費用など、全てをまとめて一旦区切りとし、今後は簡単な日記の様なものにしようと思う。が、復帰したら使い物にならずまた休職で毎日note更新してた(笑)なんてことにならないように切に願う。ここで、いつも読んでくれる方々に感謝申し上げます。今後も見守ってください、有り難う😊

頂いたサポートは、治療費や栄養補給に 当てさせていただきます。