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【胃がんサバイバー日記】吉井玲さん21年での卒業

※学校に例えていますががんのことが、書かれています。

入学して3ヶ月

今年の2月に俺の元へ、チケットが当たっていると連絡があってから、関係者各位の力と自分の体力を用いて、4月に無事に胃の卒業式と同時に5年間の経過観察に入学。まだ入学して3ヶ月。やっと生活にもなれてきて先輩の生活をsns等で学び、自分の体を観察して日々過ごしている。

先輩の吉井玲さんは21年も前(当時19歳)に血液のがんと診断され。激痩せしてテレビで見たのを鮮明に覚えている。その後、治療の甲斐あって、長期の経過観察となり、晴れて今回21年と言う長き時間をかけて卒業された。その記事がこちら。 "おめでとうございます"ではなく、"ご苦労様でした"の言葉を送りたいと思う。

21年、文字にしたらこれだけだが、良くも悪くもいろんなことがあり、色んな犠牲や我慢、苦労は計り知れない。再発の不安に苛まれながら過ごす日々。再発は、卒業ではなく、退学通知のようなものだと思う。

俺も5年間の期間を経て無事卒業できたらと思って過ごしているなかで、卒業できたら何がしたいか?をひとつ見つけた。それがこちら。がんの診断をされると献血ができなくなるそうだ、それは治療が終わっていたとしても5年間は続く。医師から晴れて"卒業"の言葉をもらえた時はその足で向かいたいと思う。そのためには、まず、卒業しなくてはならない。まだ入学したばかり、焦らずゆっくりと歩んでいきたい。

頂いたサポートは、治療費や栄養補給に 当てさせていただきます。